メートル(仏: m?tre, 英: metre)
メートル原器
記号m
系国際単位系:SI(基本単位)
量長さ
定義真空中で1秒の299 792 458分の1の時間に光が進む行程の長さ
表・話・編・歴
メートル(仏: m?tre, 記号m)は、国際単位系(SI)における長さの単位である。SI基本単位の一つである。日本語では、原語であるフランス語読みのメートルの他に、英語からきたメーター(英: metre, 米: meter)と言うこともあり、漢字で「米」と書かれることもある。
1メートルは、現在は1秒の299 792 458分の1の時間(約3億分の1秒)に光が真空中を伝わる距離として定義されている。
メートル(metre)という名称は、「ものさし」を意味するギリシア語の希: μ?τρον(metron)に由来し、メーター(meter)などと同一語源である。
目次
1 倍量・分量単位
2 歴史
2.1 経線の長さによるメートル
2.2 メートル原器によるメートル
2.3 普遍的な定義へ
3 表記
3.1 符号位置
4 派生単位
4.1 毎メートル
5 関連項目
6 外部リンク
7 関連書
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国際単位系の接頭辞と組み合わせて、メートルから派生する多くの単位が使用されている。よく使われているのは次のような単位である。
km = キロメートル = 1000 メートル
cm = センチメートル = 1/100 メートル
mm = ミリメートル = 1/1000 メートル
?m = マイクロメートル = 10-6 メートル -- 以前は通称のミクロンも正式名称だったが廃止された
nm = ナノメートル = 10-9 メートル
pm = ピコメートル = 10-12 メートル
fm = フェムトメートル = 10-15 メートル -- フェルミまたはユカワの別名がある
am = アトメートル = 10-18 メートル
zm = ゼプトメートル = 10-21 メートル
ym = ヨクトメートル = 10-24 メートル
倍量単位については、定義上はメガメートル(Mm)、ギガメートル(Gm)などもありうるが、天文学で扱われる大きな長さについては天文単位、光年、パーセクなどの慣用の単位が使用されたり、指数表記されたりすることが多い。分量単位もデシメートル(dm)などもありうるが、一般的には用いられない。
他の単位系の長さの単位(尺、フィートなど)も、現在ではメートルを基準とする定義に改められている。
メートルが初めて規定されたのは1791年、フランスにおいてだった。前年の3月に国民議会議員であるタレーラン=ペリゴールの提案によって、世界中に様々ある長さの単位を統一し、新しい単位を創設することが決議された。当初はイギリスとの協同で進める予定であったが、この事業はフランス革命の一環であり(各地での度量衡の単位が異なることは、打破すべき旧体制−アンシャン・レジーム−のひとつであった)、同様の革命が自国にも波及することを恐れたイギリスの参同が得られず単独で行うことになり、フランス科学アカデミーに委員会が設けられた。
自然科学に根拠を持ったものでなければ世界で共通に使ってもらえないということで、委員会では以下の3つの案が検討された。
地球の北極から赤道までの子午線の長さの1000万分の1
赤道の周長の4000万分の1
北緯45度の地点で、半周期が1秒になる振り子の紐の長さ
これらはほぼ同じ長さであるが、その元となったのは、ヨーロッパ各地で使われていた、キュビットの2倍のダブルキュビットに由来する単位であった。
第3案は、地球の重力が場所によって異なることと、長さの定義に時間を使わなければならないということで却下された(ただし、現在のメートルの定義には秒が使われている)。