メソスフェア
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この項目では地球内部の層について記述しています。大気の層については中間圏をご覧ください。

メソスフェア(Mesosphere)は、マントル下部の層を指す。地表からの深さ670kmに鉱物組成が変化する境界面があるが、これ以深をメソスフェアと呼ぶことが多い。「下部マントル」とほぼ同じものである。

固い岩石の層であり、メソスフェアの上部に位置するアセノスフェアのような流体としての振る舞いはない。プレートは存在せず、670kmの境界面以深では化学組成や鉱物組成が変化しない。したがって大局的には、地震波速度・密度・重力加速度も連続的に変化する。

温度分布の偏りやマントル物質の運動と関連付け、スーパープリューム、ホットスポット、スタグナントスラブの研究が行われている。詳しくはプルームテクトニクスを参照のこと。理論の元となる温度分布の観測手法には地震波トモグラフィーなどがある。

リソスフェアは岩圏もしくは岩石圏、アセノスフェアは岩流圏と呼ばれているが、メソスフェアに対応する共通の日本語は存在しない。


参考文献

熊澤峰夫丸山茂徳(2002)『プルームテクトニクスと全地球史解読』、岩波書店、ISBN 4-0000-5945-9


関連項目

マントル

リソスフェア - アセノスフェア - メソスフェア
プレートテクトニクス

理論:大陸移動説 - アイソスタシー - マントル対流説 - 海洋底拡大説 - プルームテクトニクス
地球の内部構造:地殻 - マントル(上部マントル・下部マントル) - コア(外核・内核) // リソスフェアプレート) - アセノスフェア - メソスフェア
プレート境界:発散型 : 海嶺 // 収束型 : 沈み込み帯海溝 - トラフ) // トランスフォーム型 : トランスフォーム断層
地殻変動:地震 - すべり - 褶曲 - 断層 - 地溝 - 地塁 - 断裂帯 - 構造線 - 付加体 - 造山運動 - マグマ - 火山 - 噴火 - ホットスポット
プレート

ユーラシア:アムール - 揚子江 - 沖縄 - スンダ - ビルマ - モルッカ海 - バンダ海 - ティモール - アナトリア - エーゲ海
フィリピン海:マリアナ
太平洋:カロライナ - 北ビスマルク - 南ビスマルク - マヌス - フツナ - バルモーラル暗礁 - コンウェイ暗礁 - ニューヘブリデス
北アメリカ:オホーツク - ベーリング
カリブ:パナマ
ココス:ファンデフカ - リベラ
南アメリカ:スコシア - サンドウィッチ - シェトランド - アルティプラーノ - 北アンデス
ナスカ:ガラパゴス - イースター - ファン・フェルナンデス
南極:-
アフリカ:ソマリア
アラビア:-
インド・オーストラリア:インド - オーストラリア - ケルマデック - トンガ - ニウアフォ - バーズヘッド - モルッカ海 - ウッドラーク - ソロモン海
トピックス

超大陸:ヌーナ - ローレンシア - コロンビア - パノティア - ロディニア - パンゲア - ゴンドワナ - ローラシア - ユーラメリカ - アフロ・ユーラシア - アメリカ - アメイジア - パンゲア・ウルティマ
古期地殻変動:カレドニア造山帯 - ヘルシニア造山帯 - ウラル造山帯 - 中央アジア造山帯 - タスマン造山帯 - アパラチア造山帯 - インド大陸 - 洪水玄武岩
主要なプレート境界:発散型 : 大西洋中央海嶺 - 南東インド洋海嶺 - インド洋中央海嶺 - 南西インド洋海嶺 - 太平洋南極海嶺 - 東太平洋海嶺 - 大地溝帯その他 // 収束型 : ペルー・チリ海溝 - 中央アメリカ海溝 - カスケード沈み込み帯 - アリューシャン海溝 - 千島・カムチャッカ海溝 - 日本海溝 - 伊豆・小笠原海溝 - マリアナ海溝 - 琉球海溝 - フィリピン海溝 - トンガ海溝 - ケルマデック海溝 - ジャワ海溝 - プエルトリコ海溝その他 // 環太平洋造山帯 - アルプス・ヒマラヤ造山帯


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Smilegreen