ミニ四駆(ミニよんく)は、タミヤが発売している動力付き自動車模型の一種である。
2度のブームにより日本で一番売れた自動車模型のシリーズ。モーターを搭載した四輪駆動の模型で、単3型乾電池を動力源として走行する。ラジオコントロールではない。
なお、商標はタミヤが保有(商標登録第2168392号)しており、他社の類似製品では「ミニ四駆」を名乗ることができない。
累計販売台数は2005年8月現在で1億7000万台。
目次
1 構造及び機構
2 機構
2.1 ボディ
2.2 シャーシ
3 ミニ四駆の各種シリーズ
3.1 オンロードタイプ
3.2 オフロードタイプ
3.3 ディスプレイタイプ
4 車種ラインナップ
5 シャーシ
6 変遷
6.1 誕生
6.2 レーサーミニ四駆の登場と第一次ブーム
6.3 第二次ブーム
6.4 第三次ブーム到来の兆し
7 ミニ四駆を題材としたマンガ
7.1 現在連載されているもの
7.2 過去に連載されていたもの
8 ミニ四駆関連の人物
9 派生商品
10 関連項目
11 脚注
12 外部リンク
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スケールは(一部を除き)1/32とされている。これは単三形乾電池2本が入りやすいようにしたサイズである。動力は単三形乾電池2本とFA-130サイズのモーター1個で、ギヤーとシャフトの組み合わせにより動力を前後の車軸に伝達し、4輪を駆動する。従来の製品では、プロペラシャフト両端の二つのピニオン及び二つのクラウンギア、モーターのピニオン及びスパーギアとカウンターギアと呼ばれる二段ギアがそれぞれ一つで、計7個の歯車で減速、駆動している。減速比は種類によるが11.2?3.5程度で、ギア比を二つ選べる製品も多い。モータに近い側の車軸を2段減速とし、そこからシャフトで分岐する形でクラウンギアを二段介してもう一方の車軸を駆動している。
最新型のMSシャーシ(ミニ四駆PRO)では車体中央部に両軸出力モーターを配置しプロペラシャフトを廃している。
いずれの製品も組み立てに接着剤は一切不要であり、はめ込み又はビス止めで組み立てることのできるスナップフィットキットになっているが、一部に接着した方が好ましい部品がある(タイヤなど)。改造する際も接着剤が多用されるが、シアノアクリレート系(瞬間接着剤)やFRP接着用のエポキシ系接着剤などが利用される。
ミニ四駆を構成する各部分について説明する。
ミニ四駆の外装となる部分である。次に説明するシャーシの上に被せる。内部機構を覆う蓋(カバー)であるが、車体の剛性にも大きく寄与する。タミヤRCバギーを小型化したものも多い(製品名には「Jr.;ジュニア」が付される)。ミニ四駆用にデザインされたボディは空力性能(エアロダイナミクス)を謳っている商品も多いが、スケールの関係や、空力性能を謳う部分以外の場所に小さな凹凸が存在したりして、結局総合的に見ると空力の完成度は低い。
ミニ四駆の土台となる部分。ここにモーターやギヤーといった各種パーツを組み込む。前側にはバンパーが取り付けられており、バンパーの左右にはローラーを止める穴がある。ゼロシャーシ(後述)からは後側に別売りのリアバンパーパーツを付けられるように穴が空いており、スーパーTZからはバンパーが付属。MSシャーシは標準装備となる。中央には電池を入れる空間がある。MSシャーシはサイドに配置。モーターを置く位置はシャーシによって前方に置くもの(FMシャーシ)と後方に置くもの(スーパー1、スーパーTZシャーシなど)中央におくもの(MSシャーシ)がある。
オンロードタイプ
レーサーミニ四駆シリーズ
オンロードタイプのミニ四駆の先駆けとなったシリーズ。第一次ミニ四駆ブームの牽引役を担った。車種ラインナップは主にRCバギーのスケールダウンモデルが中心で、これに伴いマンガ「ラジコンボーイ」の登場車種であるドラゴン兄弟も登場し、これらがミニ四駆シリーズ初期の牽引役となる。中期より「ダッシュ!四駆郎」によるミニ四駆のみの登場車種ダッシュシリーズなども数多く設定され、中期以降はこれらミニ四駆マンガのオリジナルによる車種が人気の牽引役となった。また、初期の車種は地上高が高く、スパイクタイヤを搭載したオフロード仕様の車種が主流であった。2000年をもってそれまでに発売された全車種が生産停止となったが、2003年より一部車種のシャーシを新型のものへ変更して発売。また、2005年以降はメモリアルボックスなどでの再発売が相次ぎ、一部車種は現在でも入手が容易となっている。