クロム - マンガン - 鉄
Mn
Tc周期表
一般特性
名称, 記号, 番号マンガン, Mn, 25
分類遷移金属
族, 周期, ブロック7 (VIIA), 4 , d
密度, 硬度7470 kg?m−3, 6.0
単体の色銀色
原子特性
原子量54.938045 u
原子半径 (計測値)140 (161) pm
共有結合半径139 pm
VDW半径no data
電子配置[Ar]3d5 4s2
電子殻2, 8, 13, 2
酸化数(酸化物)2, 3, 4, 6, 7(両性酸化物)
結晶構造立方晶
物理特性
相固体 (反強磁性)
融点1519 K
(1246 ℃, 2275 °F)
沸点2334 K
(2061 ℃, 3742 °F)
モル体積7.35 × 10−3 m3?mol−1
気化熱226 kJ?mol−1
融解熱12.05 kJ?mol−1
蒸気圧121 Pa (1519 K)
音の伝わる速さ5150 m/s (293.15 K)
その他
クラーク数0.09%
電気陰性度1.55 (ポーリング)
比熱容量480 J?kg−1?K−1
導電率0.695 × 106 m-1?Ω-1
熱伝導率7.82 W?m−1?K−1
イオン化エネルギー第1: 717.3kJ?mol−1
第2: 1509 kJ?mol−1
第3: 3248 kJ?mol−1
第4: 4940 kJ?mol−1
第5: 6990 kJ?mol−1
第6: 9220 kJ?mol-1
第7: 11500 kJ?mol-1
(比較的)安定同位体
同位体NA半減期DMDE/MeVDP
52Mn{syn.}5.591 日ε
β+
γ
0.575
0.952Cr
52Cr
53Mn{syn.}3.74×106 年ε 53Cr
54Mn{syn.}312.3 日ε
γ
0.83454Cr
55Mn100%中性子30個で安定
注記がない限り国際単位系使用及び標準状態下。
マンガン (Manganese) は原子番号 25 の元素。元素記号は Mn。マンガン族元素の一つ。銀白色の金属(遷移金属)で、比重は、7.2(立方晶)、融点は1244℃。常温、常圧で安定な構造は立方晶(硬いが非常に脆い)。温度によりいくつかの同素体が存在する。空気中では酸化被膜ができ、赤みがかった灰白色になる(内部を保護)。酸(希酸)には易溶。粉末状にすると空気中の酸素、水などと反応する。2価〜7価までの原子価を取り得る(+2, +3, +4, +6, +7 が安定)。地球上には、比較的豊富に存在する。
マンガン鋼の原料や、フェロマンガンとして鋼材の脱酸素剤・脱硫黄剤などに使用される。また、マンガン電池の正極(二酸化マンガン)に使われる。二酸化マンガンは、触媒として過酸化水素を水と酸素に分解する。
マンガン自体は磁性を示さないが、合金および化合物には様々な磁気的性質を示すものがある。例えば、マンガン、亜鉛、鉄を含む金属酸化物である MnZn フェライトはコイルやトランスのコア材料として用いられている。
マンガンは単体としては産出せず、軟マンガン鉱(MnO2)、菱マンガン鉱(MnCO3)などとして産出する。深海底には、マンガン、鉄などの金属水酸化物の塊であるマンガン団塊(マンガンノジュール)として存在している。
目次
1 歴史
2 用途