マニュアル
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マニュアル(英語、manual)

手引書または取扱説明書。本項で解説。

オート(auto、自動)の反対の意味で、手動のこと。

自動車の運転方式の一つ、マニュアルトランスミッション

カメラのピントの合わせ方、マニュアルフォーカス


シューゲイザー及びエレクトロニカアーティスト、ヨナス・ムンク・イェンセン(Jonas Munk Jensen)のプロジェクト名。

マニュアルないし手引書(てびきしょ)は、ある条件に対応する方法を知らない者(初心者)に対して、その対応方法を示し教えるための文書である。

人間の行動や方法論を解説したものとしては、社会組織といった集団における規則(ルールなど)を文章などで示したもので、一般に箇条書きなどの形でまとめられ、状況に応じてどのようにすべきかを示してある。

また取扱説明書(とりあつかいせつめいしょ)は、機械装置や道具といった工業製品などの使用方法を説明した印刷物などである。図と文章などを使って、解り易く解説してあるのが一般的である。
目次

1 手引書

1.1 備考


2 取扱説明書

3 関連項目

4 外部リンク

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手引書

行動や方法論を示した手引書やマニュアルは、状況に即してどのように対応すべきかを説明したもので、これは所定の社会や組織(企業などを含む)における各個人の行動を明文化して示し、全体に一貫性のある行動をとらせるものである。

組織は、その構成員の各々が自身の役割を理解している必要があるが、これらを個別に口頭で言い聞かせて訓練し、所定の役割を行わせることは労力が必要で、こと組織が巨大化すると構成員の数も増え、相対的にそれらの対応は無視できないコストを発生させる。これを補助し労力を軽減させるのが手引書の文章である。組織内の役割に於いて求められる行動が状況に応じてまとめられており、最初のうちはその都度参照し、できればそれらを暗記するなどして、それに従うことが求められる。

これら手引書やマニュアルは様々な状況を想定して、それらの状況に対応する方法を示したものであるが、往々にして想定外で記載されていない現象も発生する。この場合には、問題解決のための手段として組織の統率者(または責任者)がその都度判断し個別に指示を行うなどして対応するが、優秀な手引書の場合はそういった漏れ落ちが少ない。組織に柔軟性をもたせる場合には、事細かに規定が存在すると活動に制限が発生し、かえって邪魔になることもあるため、あまり細かく定めないケースもある。

似たような「予め想定して明文化しておく文章」にはガイドラインが存在する。ただしこちらは状況への対応方法が列挙してある訳ではなく、所定の状況における考え方を予め指し示しておくという性質があり、これは手引書のように状況ごとに予め定められた行動のみに限定する性質は無い。手引書の場合は具体的な行動内容が示されているため、理解が容易く従い易いが想定外の状況に対応させ難く、ガイドラインの場合は考え方や理念という抽象的概念を理解しなければならないため扱いが難しいが、想定外の状況には類似する部分から類推して対応できるなど柔軟性がある。


備考

マニュアルないし手引書は、想定された事態とその対応が適切かつ必要十分であれば、これに従う者を無知で訓練されていない者から熟練したといわないまでも、ある程度は適切に事態に対応できる者へと押し上げることが可能である。その一方で、これらに記載されていない事柄についてはきちんと訓練され事態に対応できる(考えが伴っている)者は、様々な事態に対応可能であるが、マニュアルや手引書に従うばかりで考えが伴っていない場合には、それらに掲載されていない事態には対応不能であったり、不適切な対処をしてしまうこともある。これを揶揄して「マニュアル人間」(「手動人間」という意味ではない)と表現することがある。


取扱説明書

取扱説明書は、商品を購入した消費者が、その商品の使い方を理解するために利用するものである。多くのメーカーでは自社製品を正しく事故のないように、また設計された性能を発揮させよく利用してもらうために、製品に添付する形でこの取扱説明書を商品パッケージのなかに同梱(一緒に収めてあること)している。

例えば操作方法のわからない機械は、ほとんどの消費者にとって全く魅力的ではない。一部例外的な商品もあるが、大抵の場合は使い方が判らないことには、その利便性を得ることが出来ない(そして買う意味も見出せない)ためである。

いわゆる新製品の場合には、特に従来製品と比較して操作方法を想像できないため、多くのページを割いて説明が成されている。反面、コモディティ化しているような一般的な製品では、過去に利用した同種製品から操作方法から扱い方が判断付くため、あまり詳しい説明は行われず、差別化戦略などで他社製品には無い商品の特徴的な部分が集中的に説明される。また、コモディティ化製品では消費者が操作方法を誤りなく操作し易いよう、ユニバーサルデザインなど共通化されたデザインの導入も進んでおり、取扱説明書を読まなくても利用可能な製品も少なくない。

しかし製造物責任法のような、メーカーが製品の問題に責任を求められる法律が成立した以降には、誤った使い方で消費者に危害が及ぶことが想定される場合、そのような使い方をしないよう「危険で誤った使い方」を挙げ、そのような使用方法をしないよう求めている。

なお製品に添付されている性質上、保証期間証書のような製品に付随する書類を兼ねている取扱説明書もみられる。



関連項目ウィクショナリーに ⇒マニュアルの項目があります。

ソフトウェアドキュメンテーション


外部リンク

マニュアルネット(マニュアル、取扱説明書検索)
カテゴリ: 文書 | 書物のジャンル

更新日時:2008年7月1日(火)09:18
取得日時:2008/09/29 22:46


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki