『マイティジャック』 (Mighty Jack、通称:MJ(番組内ではM.J.と表記)) は、1968年(昭和43年)4月6日から1968年(昭和43年)6月29日までフジテレビの毎週土曜日20:00 - 20:56に全13話が放映された、円谷プロ製作の日本のSF特撮テレビ番組。
『戦え! マイティジャック』(たたかー)は1968年(昭和43年)7月6日から1968年(昭和43年)12月28日までフジテレビの毎週土曜日19:00 -19:30に全26話が放映された、円谷プロ製作の日本のSF特撮テレビ番組。
どちらも万能戦艦マイティ号に乗り込み、悪の組織Qの野望を打ち砕く、秘密組織"MJ"( = マイティジャック)の隊員たちの活躍を描く。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
目次
1 概要
1.1 『マイティジャック』
1.2 『戦え! マイティジャック』
1.3 登場するメカ
2 登場人物
2.1 マイティジャック
2.2 戦え! マイティジャック
3 スタッフ
4 デザインについて
5 主題歌・挿入歌
6 放映リスト
6.1 マイティジャック
6.2 戦え! マイティジャック
7 再放送
8 パイロット版
9 DVD
10 漫画
11 前後番組
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「防衛」「建設」「救助」を目的として民間企業の出資で設立されたマイティジャックと、秘密組織Qの戦いを、人間たちによるスパイアクションと特撮によるメカニックアクションを盛り込んで描く、国産初の1時間枠の特撮ドラマ。完全に大人をターゲットにしており、主演に二谷英明を迎え、製作費も当時のテレビ史上最高額である1000万円超を投入した意欲作であった。しかし内容に関してテレビ局側や主演の二谷英明と円谷プロサイドの意見が合わず、視聴率も低迷したため、13話で放映が打ち切られている。
『サンダーバード』をはじめとする海外のSF作品を意識したメカニック描写のクオリティは、前年に製作されたウルトラセブンとともに円谷プロ特撮の最高峰とも評されるが、反面、文芸面の弱さが指摘されている。
なお、第9話「地獄への案内者」のパイロット版にあたる「S線を追え」や、第2話「K52を奪回せよ」の編集の異なる未放映分フィルム(Bロールのみ)が現存し、LDソフト化の際に特典映像として公開された。
『マイティジャック』打ち切り後、子供向けの30分番組に路線変更して製作されたシリーズ。マイティ号や敵組織Qの存在等の基本設定は変わらないものの、マイティジャックの位置付けを企業の私兵から公的な国際機関「アップル」の下部組織に変更し、キャストやメカも一部入れ替わっている。裏番組が『巨人の星』だった事もあってやはり視聴率に苦しみ、2クール目からは毎回怪獣が登場するスタイルに再度路線変更された。配役や番組のスタイルに『忍者部隊月光』の影響が見られる。原則として「敵側にはマイティ号に相当する万能戦艦を配置しない」という文芸上のポリシーが存在するが、前作の反省を踏まえたものかどうかは不明。
万能戦艦マイティ号(通称:MJ号)は近代科学の粋を凝らして建造された、飛行・潜水も可能な巨大戦艦である。艦内にはピブリダー(超小型戦闘機)、コンクルーダー(水陸両用多目的戦闘機)、エキゾスカウト(水陸両用偵察機)、ハイドロジェットV(小型潜水艇)、バギー(小型ヘリ)、バンカーH(中型ヘリ)、シプリー(警備艇)などが搭載されている。メカの大半は分解された状態で積み込まれており、マイティ号艦内で組み立てられた後、発進する。対する悪の組織「Q」も巨大戦艦ホエール、レイブン、ジャンボーや、スワロー(小型戦闘機)、フライング・スカイラル(中型戦闘機)などを持っており、マイティ号とのメカ戦を繰り広げた。
マイティジャック
当八郎(あたり はちろう、二谷英明):マイティジャックの隊長。アマチュア登山家で地図に関しては世界的権威。普段は銀座の地図屋兼喫茶店「ガリレー」(「ガリレイ」の表記も見られる)マスター。