マイクロバス(和製英語:micro bus)とは、日本においては小型のバス(中型自動車)のことを指す。
元はトヨタ自動車の商品名であったものが定着し、一般名詞化したもの。 ⇒出典
目次
1 規格
2 概要
3 運転に必要な免許
4 主な用途
5 主な車種
6 関連項目
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一般的には普通自動車免許枠内の大きさ(車両総重量8,000kg未満かつ最大積載量が5,000kg未満 )の車体に、乗車定員を11人から29人までに設定しているバスのことである。
概要マイクロバスの例(トヨタ・コースター)香港では ⇒Public light busとして運用されている
1950年代後半、日本の小型トラック市場では、1.5t-2t積みクラスのキャブオーバー型小型四輪トラックが、それまでのオート三輪トラックに代わって普及して行った。その過程で、それら小型トラックとシャーシやドライブトレーンを共用する形で、バスボディを架装した小型バスが、自動車メーカーの特装モデルとして出現してきたのが起源である。
モータリゼーションが進展する過程で、この種の経済的な小型バスには一定の需要があり、当初特装車の一種として限定生産されていたものが、やがて各メーカーの量産製品へと移行する。こうして1960年代中期までには、部品の多くをトラックと共用しながらも、バス専用シャーシを持つ「マイクロバス」のジャンルが確立された。現代までマイクロバスのほとんどがフロントエンジン型であるのは、フロントエンジンが標準であるトラックとの兼ね合いでもある。
元々は道路交通法令に普通自動車免許の乗車定員に関する制限規定がなかったため、マイクロバスは普通自動車免許(又は普通自動車第二種免許)で運転できる(法の隙間を突いた)車両として普及していたが、1970年8月20日に道路交通法令が改正され定員10名を超える自動車の運転には大型自動車免許(又は大型自動車第二種免許)が必要となったため、マイクロバスも大型自動車として扱われるようになった(その移行時にマイクロバス限定大型免許の試験が、運転免許試験場において6か月間だけ行われた)。
現在も日本でマイクロバスが特別に扱われているのは、法令でレンタカー業者や個人が自由に保有できる車両の上限となっていること(個人で大型バスを保有するのはバスを置く用地があっても、いわゆる白バス営業防止の観点から登録時に行政側から審査などを受けることがあり、所有はかなり困難である)、運転免許を取得してからの日数が浅い人は運転できない特定大型自動車の車両範囲に入らないこと、税金・高速道路の料金区分の関係などが理由として挙げられる。
レンタカーにおけるマイクロバスは、乗車定員30名未満、総重量8000kg未満、車両重量5000kg未満の中板2ナンバー要件の他、全長が7メートル未満という要件が付加されている。 レンタカー以外の車両には適用されない為、前述の中板2ナンバー要件を満たし、全長が12メートル未満であれば「わ」ナンバー以外の中板2ナンバーを付けることができる。
2007年6月2日の道交法改正による中型自動車運転免許の項目追加により、マイクロバスは中型自動車として扱われる。運転には、「8t限定なしの中型免許」「8t限定なしの中型二種免許」、「大型免許」「大型二種免許」の何れかが必要である。なお、車両の区分変更と異なり、前述のマイクロバス限定の大型自動車免許(第一種・第二種)は、2007年の改正後も(中型自動車免許への格下げでなく)引き続きマイクロバス限定の大型自動車免許として存続する。
2007年6月1日までに普通免許を取得した者は、改正以降「8t限定つき中型免許」保持者として扱われることになったが、仮に「8t限定つき中型免許」でマイクロバスを運転した場合はそれまでの「無免許運転」ではなく「免許条件違反」となる。
主な用途
送迎用自家用バス(白ナンバー)
ホテル、結婚式場、飲食店、健康ランド、病院、自動車教習所、ゴルフ場などの施設利用者の送迎バス
幼稚園の園児送迎バス
工場や会社などの通勤送迎バス
レンタカー(貸し出し)用
一部の路線バス(営業用緑ナンバー)
過疎地域や道の狭い地区への路線バス(一部過疎地の「80条バス」で白ナンバーあり)
コミュニティバス
乗合タクシー、ジャンボタクシー
キャンピングカーや街宣車などの特種用途自動車への改造ベース
主な車種
トヨタ・コースター
日産・シビリアン
三菱ふそう・ローザ
マツダ・パークウェイ(製造中止)
日野・リエッセ
日野・ポンチョ(主に路線バス)
いすゞ・ジャーニー
いすゞ・ジャーニーQ(製造中止)
トヨタ・ハイエース(ワンボックスライトバン)
日産・キャラバン(ワンボックスライトバン)
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