マイクロコントローラ(microcontroller、MCU、μC)は、コンピュータシステムをひとつの集積回路に組み込んだものであり、電子機器の制御用に最適化されている。 パーソナルコンピュータに使われる汎用マイクロプロセッサと比較すると、自己充足性と低価格性を重視したタイプのマイクロプロセッサと言える。 一般的なマイクロコントローラはメモリ全体(場合によっては一部)と用途に応じたI/Oを内蔵している。汎用マイクロプロセッサの場合、それらの必須の機能を提供するには周辺チップを追加しなければならない。
マイクロコントローラは様々な電子機器で使われている(組み込みシステムを参照されたい)。マイクロコントローラは近年のあらゆる電子機器や家電製品に組み込まれているので、パーソナルコンピュータなどで使われる汎用的なマイクロプロセッサより遥かに大量に存在している。
目次
1 詳細
1.1 歴史
2 主なマイクロコントローラ
2.1 AMCC
2.2 Atmel
2.3 サイプレス・マイクロシステムズ
2.4 フリースケール・セミコンダクタ
2.5 富士通
2.6 Holtek
2.7 インテル
2.8 Microchip
2.9 ナショナル セミコンダクター
2.10 NECエレクトロニクス
2.11 NXP
2.12 ルネサス テクノロジ
2.13 STマイクロエレクトロニクス
2.14 テキサス・インスツルメンツ
2.15 東芝セミコンダクター社
2.16 Western Design Center
2.17 Ubicom
2.18 ザイログ
2.19 ザイリンクス
2.20 アルテラ
2.21 マイクロコントローラの半完成応用製品
2.21.1 BASIC組み込みマイクロコントローラ
2.21.1.1 Parallax, Inc.
2.21.1.2 PicAxe
3 関連項目
4 出典
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組み込みシステムには4つの基本部品が必要となる。それは、CPUコア、プログラムを格納するメモリ(ROMかフラッシュメモリ)、ひとつ以上のタイマー(設定可能なものとウォッチドッグタイマー)、外部周辺機器などと通信するための入出力部である。これらが全てひとつの集積回路に組み込まれている。マイクロコントローラは、汎用CPUと比較した場合に周辺部品が少なくて済むため、コンピュータを組み立てるのが容易である。
マイクロプロセッサでは、そうはいかない。様々な周辺チップが必要である。例えば、必ずいくつかのRAMメモリチップが必要である。全体のメモリ容量は汎用マイクロプロセッサの方が柔軟に変更可能であるが、メモリチップは確実に必要であるし、それらのチップの間の配線も必要である。
一般的なマイクロコントローラはクロックジェネレータとRAMおよびROM(EPROMやEEPROM)を内蔵している。これを動作できるようにするには、ソフトウェアをROMに格納して、水晶振動子を接続すればよい。