ポラリス_(恒星)
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この項目ではポラリス(恒星)について記述しています。その他のポラリスについてはポラリスをご覧ください。 この項目では2100年の前後数世紀における北極星について記述しています。北極星一般の説明については北極星をご覧ください。

ポラリスデータ
元期 J2000
星座こぐま座
赤経02h 31m 48.7s
赤緯+89° 15' 51"
視等級 (V)1.97等
特徴
スペクトル分類F7 Ib-II SB
色指数 (B-V)0.60
色指数 (U-B)0.38
変光星型DCEP
アストロメトリー
視線速度 (Rv)-17.0 km/s
固有運動 (μ)赤経: 44.22ミリ秒/
赤緯: -11.74ミリ秒/年
年周視差 (π)7.56 ± 0.48ミリ秒
距離430±30 光年
(132±8 パーセク)
絶対等級 (MV)-3.64
詳細
質量6 M?
半径30 R?
光度2,200 L?
表面温度7,000 K
金属量 ?
自転周期~17 km/s
年齢 ?
他の名称
キノスラ,フォエニケ,ナヴィガトリア,アルルッカバー, こぐま座α星(α UMi),こぐま座一番1番星(1 UMi), 12H UMi, 2B UMi, 1H' UMi,
HR 424, HD 8890,
BD+88°8,
HIP 11767, SAO 308,
GC 2243, BAC 360, FK5 907, ADS 1477, CCDM 02319+8915.
Template (■ノート ■解説) 天体PJ

ポラリス(Polaris )は現在の北極星で、こぐま座で最も明るい恒星である。バイエル名こぐま座α星、フラムスティード名こぐま座1番星。「プトレマイオス星表」でも「ティコの星表」でも、それぞれこぐま座の最初に掲げられていた。

ポラリスは、北極距離が2000年分点で約44天の北極に非常に近い位置にあり、最も天の北極に近付く2100年の前後数世紀間は北極星となっている。
目次

1 特徴

2 呼称

2.1 昔の中国での名称

2.2 日本での名称


3 ポラリスに関する伝承

4 ポラリス(恒星)に由来するもの

5 脚注

//


特徴

ポラリスは三重連星で、黄色輝巨星(または超巨星)でセファイド変光星でもあるポラリスAと明るい黄色の主系列星であるポラリスBとが約2700天文単位離れて回り合う実視連星となっている。ポラリスBは中口径の望遠鏡でも見ることができ、1780年ウィリアム・ハーシェルによって発見された。1929年に分光観測によって、ポラリスAにもう1つ非常に距離の近い伴星(ポラリスP、ポラリスa、ポラリスAbなどと呼ばれる)が存在することが明らかになった。2006年1月にアメリカ航空宇宙局ハッブル宇宙望遠鏡でポラリスを撮影し、3つ全ての星を直接撮影することに成功した。ポラリスAに近い方の伴星は主星であるポラリスAからの距離が約20天文単位しか離れていないため、主星の光に埋もれてほとんど見ることができない[1]ハッブル宇宙望遠鏡が撮影したポラリス

ポラリスまでの距離はヒッパルコス衛星によるアストロメトリー観測によって431光年(132パーセク)と求められている。ポラリスAのスペクトル型はF7型の輝巨星 (II)または超巨星 (Ib) である。ポラリスBはF3V型の主系列星で、ポラリスAbはポラリスAのすぐ近くを公転する矮星である。最近の観測で、ポラリスはA,F型の恒星からなる集中度の低い散開星団の一部である可能性も示唆されている。

巨星であるポラリスAは古典的な種族Iセファイド変光星である(銀緯が高いため、かつては種族IIであると考えられたこともあった)。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki