ボーイング787
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ボーイング787

ボーイング787

用途:旅客機

製造者:ボーイング

運用者:

初飛行:2008年第4四半期(予定)

運用開始:2009年第3四半期(予定)

運用状況:開発中

ユニットコスト:
787-3: US$138-143M
787-8: US$148-158M
787-9: US$179-188M
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ボーイング 787 ドリームライナー (Boeing 787 Dreamliner) は、ボーイング社が開発している次世代中型旅客機ボーイング757ボーイング767およびボーイング777の一部の後継となる。中型機としては航続距離が長く、今までは大型機でないと行けなかった距離もボーイング787シリーズを使うことにより直行が可能になる。この事により、需要のあまり多くない路線でも開設する事が可能になるとされている。
目次

1 開発経緯

1.1 開発の遅延

1.2 787の展望


2 機体

2.1 概要

2.2 性能

2.3 エンジン

2.4 国際共同事業の推進と日本企業の協力


3 派生型

4 仕様

5 受注企業とオプション

6 競合機種

7 脚注

8 外部リンク

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開発経緯

1990年代、ボーイング社はエアバスの巨大旅客機A380に対抗するため、ボーイング747を大型化・航続距離の延長などを施した747Xの開発を計画していたが、エアバスが実際にA380の計画実行に入ると、ボーイングは2001年に入って計画を延期してしまった。

次いで、将来必要な旅客機は音速に近い速度(遷音速)で巡航できる高速機であると考え、2001年の初期からソニック・クルーザーを研究・開発していたが、9月のアメリカ同時多発テロ事件後の航空業界の冷え込みの影響もあり、少しでも運航経費を抑えたいという航空会社各社の関心を得ることができなかったため、2003年に計画を中止してしまった。そこでボーイングは、速度よりも効率を重視したボーイング767クラスの双発中型旅客機を開発することに計画を変更した(実際には複数の開発計画が並行しており、事業化する優先順位が入れ替わるだけである。747X計画は747-8として事業化されている)。

2004年、ボーイング副社長が来日し、その後に全日本空輸が50機発注したことによって、開発がスタート。その後、日本航空ベトナム航空コンチネンタル航空など多くの大手航空会社が発注している。研究段階ではY2、開発段階では7E7と呼ばれたが、2005年1月28日シアトル時間)に型番を787とすることが発表された。スケジュールでは、2007年7月のロールアウト(完成披露)、8月から9月ごろに初飛行、その後に試作機6機で試験飛行を行い、連邦航空局(FAA)の型式証明取得は2008年5月を予定して、取得しだい最初の発注者である全日空に引き渡される予定であった。全日空では2008年6月に国内線に投入、8月の北京オリンピック開催時には羽田 - 北京間のチャーター便に使用すると発表していた[1]


開発の遅延

2007年7月8日(シアトル時間)に1号機のロールアウト式典が行われ、この時点での受注数は旅客機史上最高の47社677機となった。ただし、この式典で公開された1号機は外観を除く内部が未完成のままであったため機内は公開されておらず、コックピットや配線の一部、アビオニクスソフトウェアは手が付けられていなかった。さらに主翼部材は工事のため、式典後にもう一度、主脚を含めて部分的に解体された。ボーイングでは機体部材の7割近くを外部発注したために、(日本を含む)主要パートナーの製品も含めて品質が劣るものがあり、それを自社で修繕しているため予想以上に時間がかかっていると説明している。

予定では初飛行は2007年9月末、引渡しは2008年5月としていたが、2007年10月11日にスケジュールの遅れが発表され、初飛行は2008年第1四半期末、引渡しも当初の予定から6ヶ月ほど遅れるとされた[2]が、更に2008年第4四半期へと初飛行の延期、引き渡しは2009年第3四半期への遅延が発表されている[3]。ボーイングが旅客機の初飛行にこれほど手間取るのは起業以来のことで、1年ほど引渡しが遅れることとなるため全日空も就航計画の変更を余儀なくされ、北京線のオリンピック時就航は不可能となった。ただしボーイングでは、初飛行から型式証明までを9ヶ月で達成するとしている(先代ボーイング777は11ヶ月で達成)。

2007年12月には開発責任者であったボーイングのマイク・ベア副社長が更迭され、787計画から退いた。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki