英国海外航空のボーイング707-420(1964年)
用途:旅客機
製造者:ボーイング
運用者
パンアメリカン航空
英国海外航空
キャセイパシフィック航空
ルフトハンザドイツ航空
ほか
初飛行:1958年10月26日
生産数:1,010
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ボーイング707(Boeing 707)は、アメリカのボーイング社が開発した大型ジェット旅客機。1950年代初頭に原型機の開発が開始され、1958年に路線就航した。ダグラスDC-8やコンベア880(CV880)と並び、第1世代ジェット旅客機を代表する機種である。
目次
1 概要
1.1 367-80
1.2 就航
1.3 人気
1.4 現在
2 バリエーション
2.1 -120
2.2 -220
2.3 -320 "Intercontinental"
2.4 -320B
2.5 -420
2.6 ボーイング720
2.7 軍用機
2.8 コピー機
3 仕様
4 主な運行会社
5 主な事故
6 エピソード
7 日本におけるボーイング707
7.1 1社のみが採用
7.2 日本乗り入れ
8 関連項目
9 註
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B-47とB-52で大型ジェット機の基本型を確立したボーイングは、アメリカ空軍初の大型ジェット輸送機として採用される事を見込んで、1950年頃から自社資金で開発に着手し、1954年に原型機367-80(ダッシュ80)を初飛行させた。パイオニアにつきものの初期トラブルを克服した後、当時需要が切迫していた空中給油機仕様のKC-135として先ず大量発注を受けた。
KC-135の成功を見て、ファン・トリップ率いるパンアメリカン航空などの大手航空会社を中心に旅客型への要望が高まり、707の開発が正式に開始した。世界最初のジェット旅客機であるイギリスのデハビランド社が開発したDH.106 コメット Mk.1 の初就航(1952年5月2日)に遅れること6年、ソ連のツポレフTu-104の就航(1956年9月1日)に遅れること2年の1958年10月26日に、パンアメリカン航空のニューヨーク-パリ線に就航した。ライバルのダグラスDC-8に先立つこと1年弱、コンベア880に先立つこと1年であった。
人気パンアメリカン航空のボーイング707-120エル・アル航空のボーイング707-320B
コメット、カラベル等のヨーロッパ勢に先行された707だったが、その後の運用と競争では大きくリードした。コメットMk.1 は、1952年から1954年にかけて機体構造上の問題で連続事故を起こし、4年近く旅客運用が停止された。また初期のコメットは航続距離が短く、乗客数もダグラスDC-6やDC-7C、ロッキード・コンステレーション等の従来のプロペラ機と同等かそれ以下であったが、その一方で高速性のみならず快適性もジェット機はプロペラ機の比ではない事が明らかになり、過渡的なターボプロップ機よりむしろ、本格的なジェット旅客機の登場が待たれるようになっていた。