ホットケーキ(英語:pancake)とは、小麦粉に卵やベーキングパウダー・砂糖、牛乳、水などを混ぜ、フライパンで両面を焼いた料理。英語圏では主にパンケーキ (pancake) と呼ばれるが、アメリカではhotcakeの呼び方もある。
目次
1 概要
2 地域によるバリエーション
2.1 北米
2.2 ヨーロッパ
3 歴史
4 関連項目
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小麦粉やベーキングパウダーなどが配合されたホットケーキミックスが、製菓メーカーや製粉メーカーから各種販売されている。基本的には、卵と適量の水または牛乳を入れ、混ぜることで、生地がすぐに出来上がるようになっている。このときバニラオイルを数滴加えることで香りもよくなる。
また、すでに焼きあげられたホットケーキは、冷凍食品としても出回っている。
ホットケーキを焼く際には、生地の表面が先に焼けると内部に火が通りにくくなるため、生地を流し込む前に、加熱したフライパンを濡れ布巾の上に置いて少し冷ますのがコツとされる。
また、炊飯器でホットケーキを炊くという方法もある。ホットケーキミックスを入れてスイッチを入れるとそのままで出来上がるので簡単だが、ホットケーキミックスの量が多過ぎると中が生焼けになるので気をつけたほうがよい。もし、生焼けになった際にはもう一度炊くとよい。また、焼きあがったものはホットケーキよりはケーキの台に近い感じに仕上がり、そのままケーキにすることも可能である。
バター・マーガリンやメープルシロップ、キャラメルソース、蜂蜜、ホイップクリームなどをかけて食べることが多い。
多くの国・地域ではソーセージ・ベーコン・豆類やスープとともに朝食として供されることが多いが、日本ではおやつとして供されることが多い。ファーストフードやファミリーレストランの朝食メニューとしても定着している。
前述したが、手軽に焼くケーキとして生まれたためアウトドアなどでもおやつや主食として焼くことも多い。
英語の諺『Selling like hotcakes』(ホットケーキのように売れる)は、『飛ぶように売れる』の意味である。
国によっては、パンケーキではなく別名で呼ばれることが一般的な場合もある。特に独立した記事があるものを以下に挙げる。
フランス…クレープ
オーストリア…パラチンタ
マレーシア…アパム・プラウ・ピラン
アメリカ・カナダのパンケーキは卵、小麦粉、牛乳もしくはバターミルクを原料とし、また膨張剤(主にベーキングパウダー)を加える。砂糖を入れることもある。これらから作った生地を熱した鉄板等の上に流し込み、約1cmの厚さにして焼く。膨張剤から発生した泡が生地の上面に上がってきたらひっくり返す。このようにして焼いたホットケーキの表面は明るい色をしており、メープルシロップ、バター、ピーナッツバター、果物等を添え、朝食として食べられることが多い。生地自体にブルーベリー、イチゴ、チーズ、ベーコン、バナナ、チョコレートチップを加え、甘みや香りをつけることもある。さらにナツメグやシナモンのような香辛料、バニラオイルのような香料を入れるものがある。
アメリカ国内では主にパンケーキ (pancake) と呼ばれるが、ホットケーキ (hotcake) 、グリドルケーキ (griddle cake) 、フラップジャック (flapjack) といった名称もある。なお、 ⇒グリドルとは料理用の鉄板の意味。「シルバーダラー・パンケーキ」(silver dollar:1ドル硬貨)といえば直径約7cmのホットケーキのことである。
アメリカ・バーモント州を発祥とするバーモント・パンケーキは小麦粉と一緒にオートミールもしくはそば粉を加え、ベーキングパウダーを多めに入れて焼く。焼き色が濃くなること、そば粉の香りが強く出ることが特徴である。
メキシコでは材料に小麦粉ではなくトウモロコシの粉を用いており、「パンケーキ」よりも「ホットケーキ」という呼び名の方が一般的である。レストランの朝食の定番メニューであり、路上の屋台やお祭りで(日を通して)売られていることもある。コンデンスミルク、フルーツジャム、甘い山羊乳といったさまざまなソースが1枚にかけられている。