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ヘブライ語
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話される国イスラエル
地域イスラエルとその周辺諸国
話者数約500万人
話者数の順位100位以下
言語系統アフロ・アジア語族
セム語派
中央セム語
北西セム語
カナーン語
ヘブライ語
公的地位
公用語イスラエル
統制機関 ⇒Academy of the Hebrew Language (??????? ????? ??????)
言語コード
ISO 639-1he
ISO 639-2heb
ISO 639-3
SILHBR
ヘブライ語(ヘブライご、??????; Ivrit)は、アフロ・アジア語族のセム語派に分類される言語。古代にパレスチナに住んでいたヘブライ人(ユダヤ人)が母語として用いていた言語古典ヘブライ語(または聖書ヘブライ語)と、現在イスラエル国で話される現代ヘブライ語がある。現代ヘブライ語はヘブライ語で「イヴリート(イヴリット)」と呼ばれ、古代の聖書ヘブライ語は "Lashon HaKodesh" あるいは「聖なる言葉」すなわち「神の言語」という名前で知られていた。
古典ヘブライ語はユダヤ人が世界離散(ディアスポラ)する以前には次第に話されなくなっており、後の時代の離散ユダヤ人は、かわってアラビア語・ラディーノ語・イディッシュ語などの諸言語を日常的に用いた。そのためヘブライ語は二千数百年の間、ユダヤ教の言葉として聖書(ヘブライ語聖書)やミシュナーなどの研究・儀式・祈り、別々の言語を話す遠隔のユダヤ人共同体同士がコミュニケーションを取る場合などに使われるのみであった。しかし、20世紀にヘブライ語が現代ヘブライ語として再生され、他の言語に替わってイスラエル国に居住するユダヤ人の多数言語の地位を占めるようになって現在に至っている。
この言語の一般的な名称として使われているヘブライの名は、ユーフラテス川を越えて移住する人たちのことを総称してヘブル人と呼んでいたことに由来する。今から紀元前3000年頃にカルデヤのウル(現在のイラク)からカナンの地(現在のパレスチナ・イスラエル)に移住したとされるアブラハム一族と、その子孫である人々が他称としてヘブル人、ヘブライ人などと呼ばれるようになり、彼らが使う言語がヘブル語、ヘブライ語と呼ばれる。
特徴としてアラビア語と同様に、この言語は文章で書くときは右から左に書く。また、日本語や英語などと違って、子音を表す表記はあっても、母音を表す表記はないことが多く、言語の習得にはある程度の慣れが必要である。 一応、ニクダーという母音記号は存在はするが、言語習得の為の初等教科書や発音のわからない外来語の表記の際に使われるだけであり、普通文章を読んだり書いたりする際に使われる機会は少ない。
目次
1 古典ヘブライ語
2 現代ヘブライ語
3 ヘブライ語の単語・文
3.1 ヘブライ語起源の言葉
3.2 ヘブライ語の文例
3.2.1 基本会話
4 関連項目
5 外部リンク
6 参考資料
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古代のヘブライ人の言葉がカナーン語と混じり合ってできあがったものだとされている。ヘブライ語で書かれた最も著名な書物は「ヘブライ語聖書」(キリスト教徒にとっての旧約聖書)である。
この言語は当時のオリエント世界の共通語であったアラム語に取って代わられていき、旧約聖書も一部はアラム語で記述された。後の新約聖書の時代においても、イエスは日常的にはヘブライ語とともにアラム語を話したと考えられており、新約聖書にはイエスの言葉として両方の言語の言葉がそのまま記載された箇所がある。この二言語はきわめて近縁であり、さらに長年の言語接触で一種の方言連続体を形成していたことから、この時代のユダヤ人は自然とアラム語とヘブライ語のバイリンガルとなっていたと推測されている。
紀元70年にユダヤ人の世界離散(ディアスポラ)が起こってからは、ユダヤ教における宗教儀式において使用されるほかは、ラディーノ語、イディッシュ語の中に痕跡を残すのみで一般的な話し言葉としては完全に使われなくなっていた。
現代ヘブライ語は、20世紀に日常語として復活した。しかし、ヘブライ語が日常語として用いられなくなっても、ヘブライ語による著述活動は約2000年間、途切れることなく続いていたのであり、全くの死語となっていたわけではない。現代ヘブライ語は聖書ヘブライ語から作られたという誤解があるが、実際はミシュナー・ヘブライ語など後世の言語的特徴を多く含む。
19世紀にロシアからパレスチナに移り住んだエリエゼル・ベン・イェフダー(1858年 - 1922年)は、ヘブライ語を日常語として用いることを実践した人物であり、ヘブライ語復活に大きな役割を果たした。(彼の息子ベン・ツィオンは生まれてから数年間はヘブライ語のみで教育され、約二千年ぶりにヘブライ語を母語として話した人物となった。)しかし、彼が聖書を基に一から現代ヘブライ語を作ったわけではない。