界:動物界 ⇒Animalia
門:脊索動物門 ⇒Chordata
亜門:脊椎動物亜門 ⇒Vertebrata
綱:爬虫綱 ⇒Reptilia
目:有鱗目 ⇒Squamata
亜目:ヘビ亜目 Serpentes
上科
ナミヘビ上科 ⇒Colubroidea
ムカシヘビ上科 ⇒Henophidia
メクラヘビ上科 ⇒Typhlopoidea
ヘビ(蛇)は、爬虫綱有鱗目ヘビ亜目(Serpentes)に分類される爬虫類の総称。
目次
1 分布
2 形態
2.1 進化
2.2 毒
3 生態
4 分類
4.1 ナミヘビ上科 Colubroidea
4.2 ムカシヘビ上科 Henophidia
4.3 メクラヘビ上科 Typhlopoidea
5 人間との関係
5.1 信仰
5.2 ヘビと精神分析
5.3 利用
5.3.1 食用
5.3.2 薬用
5.3.3 装飾品
5.4 飼育
5.5 ことわざ・慣用句
5.6 方言名
5.7 日本における主要な研究所
6 関連項目
6.1 伝説・神話中のヘビ型生物など
7 外部リンク
//
南極大陸を除く全大陸。
大きさも最大10mといわれるアミメニシキヘビやオオアナコンダから、10cm程のメクラヘビ類まで、様々な種類がある。なお世界最大の毒蛇は、全長5m以上になるキングコブラとされる。
胴と尾の区別は、一般に総排出口から先が尾とされる。無論骨格を見れば胴体と尾の境界はある(胴体には肋骨があるが、尾にはない)。
俗に顎を外して獲物を飲み込むとされるが、実際には顎の関節が2つあり開口角度を大きく取ることができる。また下顎が左右それぞれに分割され靭帯で繋がっており、これにより獲物を咥えながら下顎を動かすことにより獲物を少しずつ呑みこむことができる。 また口内にはヤコブソン器官という嗅覚をつかさどる感覚器を持つ(ヘビ固有の器官ではない)。本科の構成種が舌を頻繁に出し入れするのはこの器官に舌に付着させた匂いの粒子を送っているためである。また一部の種では赤外線(動物の体温)を感じ取る赤外線感知器官(ピット器官)を唇にある鱗(上唇板、下唇鱗)や目と鼻孔の間に持つ。耳孔や鼓膜は退化しているため、地面の振動を下顎で感知する。
一見して分かるとおり本亜目の構成種は四肢が退化している。その他の特徴からトカゲ類から分化したと考えるのが妥当であり、おそらく中生代に水中もしくは地中に進出したトカゲの一群がその祖先となったと思われる。水中や地中で抵抗になる四肢、外界からの音が少ないため耳孔や鼓膜、眼が退化したといわれる。足が無くなる退化はそれほど珍しいものではない。両生類の無足類もまさにそれである。現生のトカゲ類においてもアシナシトカゲやヒレアシトカゲのように足がないかほとんど無いいくつかの群がある。鳥類では例がなく、ほ乳類ではクジラやイルカの後肢が退化している。
四肢に関しては現在もメクラヘビやニシキヘビ科など一部の原始的なヘビに腰帯の痕跡を持つ種類がある。一部のニシキヘビには大腿骨も残っている。なお、肩帯のある種類は現存しない。移動するための四肢を失ったため運動能力が下がるかというとそうではなく、長い全身を利用することでむしろ様々な足場を利用できるようになったともいえる。