ブレーキ
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ブレーキ (Brake) は、運動、移動する物体の減速、あるいは停止を行う装置である。これらの動作を制動と呼ぶため、制動装置ともいわれる。

自転車自動車オートバイ鉄道車両航空機エレベーター、競技用のソリボブスレー等)といった乗り物にはおおむね搭載されている。また、高速な稼動部を有したり、精密な停止制御が必要な機械類などでも、ブレーキを持つものがある。原義から転じて、変化を抑制する意味の単語としても用いられる(「景気にブレーキがかかる」など)。自動車用ブレーキの一例(ランボルギーニ・ムルシエラゴブレンボ製ディスクブレーキ)
目次

1 機構

1.1 自動車

1.2 オートバイ(二輪車)

1.3 鉄道

1.4 航空機

1.5 ロケット

1.6 自転車


2 歴史

2.1 鉄道

2.2 自動車


3 技術

4 関連項目

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機構

摩擦により運動エネルギー熱エネルギーに変換する事で移動速度を減じる機械的ブレーキ、電気的な力を利用したもの、流体の運動抵抗を利用したものなどがある。航空機や一部競技車両、リニアモーターカーや最新型の新幹線などには空気抵抗を利用して減速するドラッグシュートやスポイラーといった空力ブレーキも存在する。

車輪を有する乗り物では、機械的ブレーキとしてディスクブレーキドラムブレーキを使用する例が多い。これらは車軸または車輪内に回転盤または円筒型ドラムをとりつけ、これらに摩擦抵抗を与えることで制動作用を得るものである。ドラムブレーキは制動力が強く軽く安価に作れるのに対し、ディスクブレーキは制動力が安定しているといった長所がある。詳しくはそれぞれの項目を参照のこと。


自動車

自動車用ブレーキの場合、ブレーキペダルを足で操作する事から、フットブレーキとも呼ばれる。自動車では駐車時に車両を保持する為の駐車ブレーキもあるが、これは走行時に使われるブレーキとは機構、目的共に異なる。一般に手を使って操作する事からハンドブレーキ、またはブレーキレバーの位置からサイドブレーキと呼ばれていたが、足で踏むタイプやスイッチ操作などで自動的にロックするタイプも開発され、総じてパーキングブレーキと呼ばれている。

制動機構としては、スポーツカーや高級車はディスクブレーキを、大型車はドラムブレーキを、大衆車や軽自動車では前輪にディスクブレーキ、後輪にドラムブレーキを使用することが多い。

また直接的な機構ではないものの、エンジンブレーキディーゼル自動車(特に大型車)の排気ブレーキリターダ、およびハイブリッドカー回生ブレーキもブレーキとして認識される。


オートバイ(二輪車)

オートバイのブレーキは前輪と後輪を別々に操作するものが一般的だが、大型ツアラーや小型スクーターを中心に、機械的又は電子的に制御された前後連動ブレーキを採用した車種もある。 前後別のブレーキの場合、前輪ブレーキは右手で、後輪ブレーキは右足か左手で操作する。

制動機構としては、スポーツ車や大型車種を中心に前後輪油圧式ディスクブレーキが、小型車・実用車の後輪又は前後輪にドラムブレーキが使用されるのが一般的だが、ブレーキの種類が外観に与える影響が大きい(ドラムブレーキは旧式、廉価版、低性能とみられやすい)ため、例外も多く存在する。

駐車ブレーキは、一部車種を除いて装備していない。


鉄道

鉄道車両では通常自動空気ブレーキあるいはその基本原理を応用する非常ブレーキ装置が搭載される。電動機を動力源とする電車電気機関車、ハイブリッド方式の気動車などでは回路の切り替えにより電動機を発電機として制動力を得る発電ブレーキ(発生電力を車載の抵抗で消費)や回生ブレーキ(発生電力を架線やバッテリーなどに戻して再利用)が採用されるのが一般的となっている。


航空機

航空機の場合、当然のことながら車輪とレールや道路との摩擦により走る鉄道や車とは違うため、飛行中の減速にはスロットルの調整のほか、機動力が重視される戦闘機などでは容易にエンジン出力を落とせないため、空力ブレーキ(エアブレーキ)を用いることが多い。空気抵抗は速度の二乗に比例するため、高速で飛行する航空機には非常に都合のいいブレーキである。逆に、誘導路を走っている時など低速時は空力ブレーキでは非常に効率が悪いため、ディスクブレーキによりタイヤと地面との摩擦により減速する。

また、戦闘機が短い滑走路に着陸する時や、スペースシャトルが着陸する時に使う減速用パラシュートも空力ブレーキの1つである。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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