フランス > ブルターニュ地域圏
ブルターニュ地域圏
⇒Bretagne
首府レンヌ
⇒Rennes/Nantes
人口4,213,061人
(2005年)
面積34,090km2
郡15
小郡201
市町村1,268
ブルターニュ地域圏(ブルターニュちいきけん、フランス語:Region Bretagne、ブレイス語: Rannvro Breizh) は、フランス北西部のブルターニュ半島全体に位置するフランスの地域圏。首府はレンヌ。
周囲の三分の二程は大西洋に面した海岸線であり、東部でバス=ノルマンディー地域圏とペイ・ド・ラ・ロワール地域圏に接している。内部はコート=ダルモール県、フィニステール県、イル=エ=ヴィレーヌ県、モルビアン県の4県に分けられる。
ケルト系ブルトン人の言語、風俗が強く残存した地域である。日本の近畿地方ほどの面積に、茨城県と同程度の人口が集まっている。最大都市は州都であり学術都市でもあるレンヌ(人口約21万人)。
同じくブルターニュ文化(ケルト色)の濃いロワール=アトランティック県は隣のペイ・ド・ラ・ロワール地域圏へ分断されている。フランス中央とは風俗習慣が全く異なるため、現在でも相続法など民法の一部については独自の慣習法が認められている。
目次
1 行政区画
2 領土
3 言語
4 政治
5 交通
6 主要都市
7 関連項目
8 外部リンク
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名称人口(人)州都/主府/本部備考
イル=エ=ヴィレーヌ県
⇒Ille-et-Vilaine908,449レンヌ
⇒Rennes
フィニステール県
⇒Finistere874,083カンペール
⇒Quimper
モルビアン県
⇒Morbihan677,490ヴァンヌ
⇒Vannes
コート=ダルモール県
⇒Cotes-d'Armor560,863サン=ブリユー
⇒Saint-Brieuc
ブルターニュ地域圏のうち80%は以前ブルターニュ公国だった。残りの20%はロワール=アトランティック県となってペイ・ド・ラ・ロワール地域圏に含まれている。ペイ・ド・ラ・ロワール地域圏首府のナントはかつてブルターニュ公国の首都だった。現在ブルターニュ公国が二つの地域圏に分けられた理由の一部に、ナントと首府レンヌの競い合いを避けることがあった。ナントは16世紀からブルターニュ公国の首都であり、一方レンヌには 1560年から1789年の間最高裁判所がおかれ、1689年から1789年にはブルターニュの行政首都がおかれ、監察府 (intendant) の首都もおかれた。監督府は17世紀から18世紀の王政フランスにおいて最も需要な行政単位であった。ブルターニュ公国になってからは元々二年おきに異なる都市におかれる制度であったが、1730年、1758年、1760年を除いて1728年から1789 年までレンヌにおかれた。にもかかわらず1789年になって州会計部はナントに置かれた。
こうして、1941年にフランスの地域圏が作られた際にはレンヌに首府が置かれ、ナントは隣の地域圏におかれることとなった。ナントの為に作られた地域圏はペイ・ド・ラ・ロワール、Pays-de-la-Loire (ロワール川の地)と名付けられた。ペイ・ド・ラ・ロワール地域圏はブルターニュ地方と、アンジューやマインなど伝統的な県を合わせて作られた。
現在の区画には不満を言う人々もおり、地域圏ロワール=アトランティック県をブルターニュ地域圏に組み入れ、ブルターニュ地方と再統一することを願う声もある。
地域特有の言語は二つあると考えられている。
ブレイス語(ブルトン語)はケルト語派(ウェールズ語やコーンウォール語と同系)の言語で、ブルターニュ西部で話されていた。大まかにサン=ブリユーからヴァンヌが境界となっている。
それ以外のブルターニュの地域ではガロ語やオイル語が話されていた。これらの言語はブルターニュの文化的特質を持つものとして、近年復活し始めている。
フランス政府は県や市町村によってはブレイス語(ブルトン語)やガロ語の使用を認めており、当該地域では道路標識や街、道の名前などはフランス語と併記される。