フレーム (frame) は、自転車の車体部で、前後の車輪を連結させ乗り手の体重を支える役割を担う部分。その素材に関してはフレーム素材 (自転車)を参照すること。
目次
1 フレーム形状の種類
2 ダイヤモンドフレームの特徴
3 フレームの構造
3.1 各種パイプの名称
3.2 フレームの各部
4 フレームの設計
4.1 トップチューブ長
4.2 シートチューブ長
4.3 ヘッド角・シート角
4.4 ホイールベース
4.5 BB下がり、ボトムブラケットハイト
4.6 チェーンステー長
4.7 オフセット
4.8 スタンドオーバーハイト
4.9 細部処理
4.9.1 リアエンド処理
4.9.2 台座
4.9.3 ケーブル処理
4.9.4 ダボ
5 ダイヤモンドフレームの種類
5.1 ホリゾンタルフレーム
5.2 スローピングフレーム
5.3 ファニーバイク・非ダイヤモンドフレーム
6 関連項目
//
一般的な自転車フレームの形状は、日本工業規格JIS D 9401(自転車 - フレーム)において、最も一般的なダイヤモンド形(ダイヤモンドフレーム)とその他に大別される。
ダイヤモンド形
その他
スタッガード形
トップチューブを斜めにしたもの。
パラレル形
トップチューブとダウンチューブの2本のチューブを平行にしたもの。
ミキスト形
ヘッドから後ろのエンドまで一直線にパイプが通っている形のもの。
ダブルループ形
ベルソー形
H形
U形
L形
ダイヤモンドフレームとは、2個の三角形を合体させたダイヤ形(菱形)をしているフレームのことである。
ダイヤモンドフレームは安全型自転車の発明の後、多くの製作者が試行錯誤を繰り返して生き残ったデザインである。耐久性があり非常にシンプルで生産性が高く、以来ほとんどの自転車フレームに採用されている。しかしながら折り畳み自転車など収納機能を特化させるためダイヤモンドフレーム以外の形状を求めたり、リカンベントのように通常の自転車の体勢を取らない特殊な自転車は独自のフレームを選択している。また空気抵抗軽減の関係から1990年の中頃の一時期、ロードレースのタイムトライアル競技ではダイヤモンドフレームでないフレームも使われたことがあった。
現在のロードレースは国際自転車競技連合 (UCI) の規定によりダイヤモンドフレーム以外の機材の使用は認められてはいない。ただしUCIの管轄ではないトライアスロンにおいては多様で前衛的な形状のフレームがよく見られる。
マウンテンバイクは基本的にダイヤモンドフレームを使用してきたが、現在ではサスペンションを前後に装着している車体も多く、前三角と後三角(うしろさんかく)が独立してビボットを介してつながれサスペンションで衝撃を和らげる「フルサスペンション」フレームが主流になりつつある。詳しくはマウンテンバイクの項目を参考のこと。