以下にフランスの地方行政区画について県を中心として述べ、さらに一覧を示す。また海外の領土について併せて示す。
目次
1 概要
1.1 ヨーロッパの領土
1.2 海外の領土
1.3 補足
2 フランスの県を中心とした地方行政区画の一覧
2.1 ヨーロッパの領土;県
2.2 海外の領土
2.2.1 海外県および海外地域圏
2.2.2 海外準県・海外領土
2.2.3 その他の海外の領土(主に無人島群から成る)
3 参考文献
4 関連項目
5 外部リンク
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フランスの領土は、ヨーロッパの領土とヨーロッパ以外にある海外の領土からなる。これらの領土は次のような地方行政区画に区分され統治されている。
ヨーロッパ大陸に位置する本土および周辺の島嶼からなるヨーロッパの領土は 22 の地域圏 (region) に大区分される。地域圏は地域圏首府に行政の中心をおく。
地域圏はさらにいくつかの県 (departement) からなる。県制度はフランス王国時代の地方区分を廃して、革命後に設置されたものである。フランス領の拡大・縮小、および人口の多い県の分割による新県設置に伴い、県の数は増減してきた。
現在のフランスは 100 の県からなり、本土および周辺の島嶼に 96 県、海外に 4 県をおく。テリトワール=ド=ベルフォール県やパリ市、あるいは海外県などを除いてはアルファベット順に二桁の番号が振られる。この番号は郵便番号や自動車のナンバープレートに使用されている。地域圏首府はまた県庁所在地でもある。
県より下位の行政区画は
郡 (arrondissement) 330
小郡 (canton) 3880
市町村 (コミューン commune) 36,569
規模の大きなコミューンはさらに区 (Arrondissement municipal) に分けられる。パリ、リヨン、マルセイユは合計して45の区に分けられている。
がある。また、市町村の協力形態に750の都市共同体(2006年1月現在)がある。
海外の領土の行政区画は県以下のレベルにおいて、4つの海外県(Departements d'outre-mer、DOM)、6つの海外準県(Collectivites d'outre-mer,COM)、ヌーヴェルカレドニー、ならびに無人島嶼(南方・南極地域、インド洋無人島群、クリッパートン島)と南極大陸のアデリーランド(南方・南極地域の一部。領有権は南極条約により凍結)に分けられる。
海外県は第二次世界大戦後の1946年3月、臨時政府によって設置された。2003年に海外地域圏(regions d'outre-mer、ROM)が設置された。海外地域圏は4つの海外県がそのまま地域圏に指定され、事実上海外県がそのまま地域圏に昇格したようなものである。すなわち、すべての海外地域圏は県を兼ねている(DOM-ROM)。
2001年7月に地方自治制度改革の一環として海外準県(旧法。Collectivite Departementale)が設けられた。2003年3月にCollectivites d'outre-merに移行している。
海外領土(Territoires d'outre-mer,TOM)が海外県・海外準県に昇格することがある(本項では便宜上、フランスの行政区画の一つである(Territoires d'outre-merの訳語としての)「海外領土」と一般名詞としての「海外の領土」を意識的に使い分けている)。
なお、本土領域を表す正式な訳語(行政単位としてでなく地域呼称)として日本の外務省は「フランス共和国のヨーロッパ県」という表記を用いている。(例:2000年締結の日仏政府間ワーキング・ホリデー査証協定)
番号県名県都
01アン県ブール=カン=ブレス