フォルクスワーゲンとは、ドイツ・ニーダーザクセン州のヴォルフスブルクに本社を置く自動車メーカー「フォルクスワーゲン株式会社」(Volkswagen AG)、及び同社が製造する自動車ブランドの一つ。略称はVW(ファオヴェー)。
狭義には、同社初の生産車であり、半世紀以上に渡って2152万台が生産されて世界的ベストセラーとなった小型乗用車『フォルクスワーゲン・タイプ1』を指す場合もある。
同社は8つの自動車ブランド、19ヶ国に44工場を所有する。また、サービス拠点、販売拠点を多数維持するほか金融部門も運営する。ルノーやフィアットと並び、ヨーロッパを代表する大手自動車メーカーである。
世界でのグループの販売台数はGM、トヨタ、フォード、ルノー・日産アライアンスに次ぎ第5位の規模を持つ。前述4グループとダイムラー・クライスラーグループと共に世界6大グループの一角。詳細はフォルクスワーゲングループの項を参照のこと。現在グループ会長は元フォルクスワーゲン社長のフェルディナント・ピエヒ、経営の実質的トップは前アウディ社長のマーティン・ヴィンターコーンCEO。
目次
1 概要
1.1 フォルクスワーゲンの名称
1.2 歴史
1.2.1 ヒトラーの国民車計画とその頓挫
1.2.2 戦後の大躍進
1.2.3 前輪駆動への移行と規模拡大
1.3 年表
1.4 日本での事業展開
1.5 中国での事業展開
1.6 北米での事業展開
2 車種一覧
2.1 現在、日本国内で販売されているフォルクスワーゲン車
2.2 日本未投入モデル
2.3 かつて日本で販売されたモデル
3 関連項目
4 脚注
5 外部リンク
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旧フォルクスワーゲン製造会社は第二次世界大戦前にナチス政権の国策企業として設立された。フォルクスワーゲン社自身による年表でも1937年設立となっているが、会社としては第二次世界大戦終戦後のイギリス軍管理下で改組されたもので、工場と製品設計のみを継承した形となっている。
その後西ドイツ政府へ移管され、1960年までは国営。そのため「フォルクスワーゲン法」という特別な法律が制定された。この法律により、投資家はどんなに株を買っても議決権の20%までしか保有できないようになっていたほか、筆頭株主がニーダーザクセン州であったなど、通常の一般企業とは異なる面をもっていた。このフォルクスワーゲン法は欧州委員会から欧州連合の法令に違反していると指摘されたために、廃止される。このため、安定株主を確保する必要に迫られたフォルクスワーゲン社は、歴史的に繋がりが深く、業務提携関係にあるポルシェに株式提携を要請。2005年9月、ポルシェはフォルクスワーゲン社の株式の20%を取得した。2007年までには持ち株比率が31%となり、今後は51%までの買い増す方針が伝えられている ⇒[2]。 。
乗用車ビジネスはフォルクスワーゲンおよびアウディの2ブランド制をとっており、フォルクスワーゲン・ブランドには、フォルクスワーゲン(Volkswagen)、シュコダ(Skoda)、ベントレー(Bentley)、ブガッティ(Bugatti)が含まれ、アウディ・ブランドにはアウディ(Audi)、セアト(SEAT)、ランボルギーニ(Lamborghini)が含まれる。