ファインダー
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この項目ではカメラのファインダーについて記述しています。Mac OSシェルおよびアプリケーションソフトウェアについてはFinderをご覧ください。

ファインダー(Finder )とは、カメラにおいて目で覗いて構図を決めたりピントを合わせたりするのに使用する覗き窓。カメラのタイプによってさまざまなものがある。撮像用またはファインダー用のレンズによってスリガラス上に結像された画像を見るレフレックスファインダー・ビューカメラ用ピントグラス、結像させず負光学系を用いて虚像又は透視実像による視野を見るビューファインダー、デジタルカメラに搭載される液晶画面を用いた電子ファインダーの3つに大別できる。
目次

1 ビューファインダー

1.1 ブライトフレーム

1.2 距離計内蔵式ビューファインダー


2 レフレックスファインダー

2.1 ウエストレベルファインダー

2.2 アイレベルファインダー


3 ビューカメラ

4 デジタルカメラのファインダー

4.1 液晶パネル

4.2 EVF(電子ビューファインダー)


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ビューファインダー

ビューファインダーとは英語でカメラのファインダーを指す言葉であるが、日本においては主に素通し、あるいは逆ガリレオタイプなどの簡単な光学系を使い写真に写る範囲を視認するために用いるファインダーをさして使われる。コンパクトカメラ、レンジファインダーカメラ、トイカメラ、レンズ付きフィルム、一部のコンパクトデジタルカメラ、レンジファインダーカメラなどで使用する外部ファインダーなどが該当する。撮影用レンズの中心と視野の中心がずれるため特に近接撮影においては視差(パララックス)を生ずる。

ズーム機能付きコンパクトカメラなどにおいては撮影用レンズのズーミングに合わせてファインダーもズームするものがある。
ビューファインダーの光学的構造の種類

素通しファインダー
素通しファインダー - 丸い部分からのぞくスポーツファインダーとも呼ばれる、枠のみで構成された簡易なファインダーで、光学部品を全く用いないため、軽くて像の歪みが皆無であり見やすい。また折りたたみ式にすることが容易である。ただし、素通しなので像倍率は等倍固定であり、広角レンズ用に用いるには難がある。画面フレームはぼんやりとしか見ることができない。またファインダー自体が大型になるため、小型カメラに用いられる例は少ない。二眼レフカメラやフィールドカメラの補助ファインダーとして広く普及した。



コンツールファインダー
コンツールファインダー - フレームのみが見えるフレームの形の切込みを入れた鉄板やガラスなどを用いて画面フレームのみを見せるファインダーで、片方の目でこのファインダーをのぞいて画面フレームを、もう一方の目で直接被写体を見ることでファインダーとして機能する。接眼部にレンズがついており、フレーム部分にピントが合わせてあるので被写体を見ながらでもフレームははっきりと見える。稀に接眼レンズの無い簡易型もあるが、フレームはぼやけてしまう。



逆ガリレオファインダー
逆ガリレオファインダー - 対物側に凹レンズ、接眼部に凸レンズを用いている接眼レンズに凸レンズを、対物レンズに凹レンズを用いたファインダーで、全体としては負の焦点距離を持った虚像式光学系になっている。ガリレオ式望遠鏡をちょうど逆にした構造になっているため、このような名称になっている。小型に作る事が可能で、距離計連動カメラ・コンパクトカメラなどに広く普及したファインダーである。カメラによってブライトフレームや距離計、露出計指針などを表示する仕掛けがあるものもある。レンズにあわせた倍率のファインダーを作ることができるが、簡易なものではファインダー像の周囲が大きく歪むものもある。



ケブラーファインダー
ケブラーファインダー - 縦横に組み合わせた2つの三角プリズムと複数のレンズを用いている実像式ファインダーとも呼ばれる。望遠鏡に近い構造になっており、凸レンズを用いた実像光学系を用いるが、そのままだと天地左右が逆転したファインダー像になってしまうため、ポロプリズムなどを用いて天地左右を反転させる。きわめて小型に作ることができ、ズームのように像倍率を連続的に変えることが容易なため、ズームレンズを装備した全自動コンパクトカメラに広く普及したが、接眼レンズを正しくのぞかないとファインダー像が見えず、多数の光学部品で作られているため色にじみも多いという欠点もある。ブライトフレームや距離計を表示させることはできないが、実像による黒いフレームを表示させることが可能。



ブライトフレームブライトフレーム付きのファインダーをのぞいたところ

ファインダーで写真に写る範囲を確認するために、ファインダー視野の中に枠を表示したいことがある。たとえば、レンズ付きフィルムの素通しファインダーではファインダーの枠そのものが写真に写る範囲を示している。しかし、遠くの被写体と近くの枠を同時にくっきりと見ることは目の構造上無理なので、ある程度高級なカメラでは表示する枠と目の間の光学的距離が被写体との間の光学的距離と等しくなるように工夫することになる。

ブライトフレームとはそのように工夫された枠の一種で、ファインダー視野の中に明るい枠が浮き上がるように見えるものである。

ブライトフレームの方式

採光式
採光式ブライトフレーム - コニカC35のトップカバーを分解したところで、ハーフミラーやフレームマスク、さらに露出計の針や距離計二重像を表示する仕掛けが見える透過光式とも呼ばれる。ファインダー対物レンズの隣に、スリガラスとフレーム枠を切り抜いた板が入っている採光窓を設けてあり、ファインダー光学系に組み込まれたハーフミラーまたはビームスプリッターでファインダー像に画面フレームを重ね合わせる方式である。フレームを実像で見ることができるため、多少暗いところでもはっきりとしたブライトフレームが見える。パララックスの補正機構をつけるのが簡単で、複数のフレームを用意すれば使用するレンズにあわせてフレームを切り替えることも可能である。しかし、若干大型になりコストも掛かるという欠点がある。



アルバタ式
アルバタ式ブライトフレーム - キヤノンPのファインダー部分で、対物レンズの金属蒸着と、接眼レンズ部のフレーム状メッキが見える反射光式とも呼ばれる。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki