ピアストル (piastre) は、フランス領インドシナとオスマン帝国において主に用いられた通貨。元々は米ドル大の銀貨だった。
初期にフランス領カナダのプライベートバンクで発行され、「ピアストル」と命名された。カナダにおけるカナダドルを指す公式のフランス語は「ドル」だが、ケベック州とアカディア地方では、今なお「ピアストル」が非公式な呼称として使用されている。
またピアストルはかつて、米ドルを指すフランス語でもあった。例えばルイジアナ買収におけるフランス側の書類では「ピアストル」の表現が見られる。但し、現代フランス人は米ドルを"Dollar(ドル)"と呼ぶようになっている。
ピアストルはエジプト・ポンド 、シリア・ポンド、およびヨルダン・ディナールの補助通貨として残存している。新トルコリラの補助通貨であるクルシュも、一般的にピアストルとして知られている。またレバノンでもレバノン・ポンドの補助通貨として形式上存続しているが、実際には用いられていない。
ポンド、ディナールも参照のこと。 カテゴリ: 通貨
更新日時:2008年6月21日(土)12:35
取得日時:2008/09/16 00:07