ビタミンU ビタミンU (vitamin U) とは、S-メチルメチオニンスルホニウムクロライド(S-methylsulfonium chloride、塩化メチルメチオニンスルホニウム)の別名で、MMSCと略称される。アミノ酸の一種メチオニンの誘導体の構造を持つビタミン様物質
IUPAC名(3-アミノ-3-カルボキシプロピル)-ジメチル-スルホニウムクロライド
別名キャベジン
分子式C6H15NO2ClS
分子量199.70 g/mol
CAS登録番号[3493-12-7]
SMILESC[S+][Cl-](C)CCC(C(=O)O)N
戦後アメリカでガーネット・チェニーらによりキャベツの絞り汁より発見された。そのためキャベジンとも呼ばれ、興和の同名の薬品他、様々な胃腸薬の成分となっている。水溶性の化合物であり、熱に弱い。胃酸の分泌を抑え、胃粘膜の修復を助けて胃潰瘍を防止する作用があるため、潰瘍を意味する英語ulcerの頭文字をとってビタミンUと命名された。名称に「ビタミン」と書かれてはいるが、生体にとって必須な栄養成分ではないことから正式なビタミンではないと考えられている。アブラナ科の植物に特に多く含まれる。 カテゴリ: ビタミン | 薬学
更新日時:2008年5月21日(水)00:45
取得日時:2008/07/06 10:07