α-トコフェロール
分子量430.79 g/mol
CAS登録番号[59-02-9]
形状黄褐色油状
融点3 °C
沸点235 °C
メチル基の位置によって8つの異なる型があり、それぞれの生物学的機能をもつ。ヒトではD-α-トコフェロールがもっとも強い活性をもち、主に抗酸化物質として働くと考えられている。抗酸化物質としての役割は、代謝によって生じる|フリーラジカルから細胞を守ることである。フリーラジカルはDNAやタンパク質を攻撃することでガンの原因ともなりうる。
目次
1 構造
2 目安量および上限量
3 欠乏症
4 過剰障害
5 多く含む食品
6 外部リンク
//
トコフェロールはトコールのメチル化誘導体である。メチル基の位置により α, β, γ, δ の4種がある。また、トコフェロールの関連化合物であるトコトリエノールもビタミンE活性を持つが、トコフェロールに比べ活性は低い。以下にトコフェロールとトコトリエノールの構造を示す。
トコトリエノール
メチル基の置換位置とトコフェロールの活性比は以下の通りである。
誘導体R1R2R3活性比
αCH3CH3CH3100
βCH3HCH340
γHCH3CH310
δHHCH31
かつてはα-トコフェロール当量 (mgα-TE) で所要量が表示されていたが、厚生労働省が策定した2005年版の食事摂取基準においては、α-トコフェロールのみの目安量 (adequate intake, AI) および上限量 (tolerable upper intake level, UL) を定めている。
目安量
成人男子(18?29歳) 9 mg/day
成人女子(18?29歳) 8 mg/day
上限量
成人男子(18?29歳) 800 mg/day
成人女子(18?29歳) 600 mg/day
未熟児において、溶血性貧血、深部感覚異常及び小脳失調の原因となることが知られているが、通常の食生活で欠乏する事はない。
黄色脂肪症
過剰に摂取した場合の障害は認められない。ただし、脂溶性のため体内に蓄積しやすいことから、過剰摂取はすすめられない。
多く含む食品
ラッカセイ
大豆
アーモンド
小麦胚芽
植物油
マーガリン
マヨネーズ
外部リンク
⇒ビタミンE解説 -「健康食品」の安全性・有効性情報 (国立健康・栄養研究所)
⇒ビタミンE (トコフェロール) - 「健康食品」の安全性・有効性情報 (国立健康・栄養研究所)
表・話・編・歴ビタミン
脂溶性ビタミンA - ビタミンD - ビタミンE - ビタミンK
水溶性ビタミンB群 (B1 - B2 - B3 - B5 - B6 - B7 - B9 - B12) - ビタミンC
などをして下さる協力者を求めています。加筆・訂正を必要とする内容について、この項目のノートでの議論を歓迎します(ポータル 化学/ウィキプロジェクト 化学)。
カテゴリ: ビタミン | 化学関連のスタブ項目
更新日時:2008年9月18日(木)03:48
取得日時:2008/10/07 11:18