ビオ・サバールの法則(ビオ・サバールのほうそく、Biot-Savart law)とは定常電流の回りに出来る磁場についての法則で、微小な長さの電流要素 I d l によって r 離れた位置に作られる微小な磁場 d H は, ここで ≡ r/r, r ≡ |r|
で表されるというもの。1820年にフランスの物理学者ジャン=バティスト・ビオとフェリックス・サバールによって発見された。
電流がある程度の幅をもって流れているとき(すなわち、太さ無限小の線でなく領域 V を占めているとき)、電流密度 j を使った積分形で書く必要がある:
なお上式では左辺の磁場 H は微小量ではない。
この法則は、静電場におけるクーロンの法則に対応するものである。この法則は積分を実行して始めて有効な値が出る。すなわち実験的検証が間接的にならざるを得ない欠点がある。
ビオ・サバールの法則は積分することによりアンペールの法則の磁場と一致する。
図より、
となるから、
ビオ・サバールの法則を積分して、
よってこれはアンペールの法則の磁場の大きさと一致する。
関連項目
物理学
電磁気学
気象庁地磁気観測所
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更新日時:2008年8月17日(日)15:03
取得日時:2008/08/28 08:21