ヒューミント(HUMINT; human intelligence)は、人間やメディアを媒介とした諜報活動のこと。人的諜報。合法活動や捕虜の尋問等も含み、スパイ活動のみを指すわけではない。
外交官や駐在武官による(または入国審査を正々堂々通過しての)活動をリーガル(Legal―合法員)、何らかの違法な手段で不法に入国しての活動をイリーガル(Illegal―非合法員)と呼ぶ。
なお、リーガルであってもその活動・手法が不法なものであると見做された場合は、ペルソナ・ノン・グラータが言い渡される事がある。
ヒューミントの手段
聴取(Debriefings):友軍、民間人への質問
選別(Screening):人的情報源、メディアからの情報の評価、選別
連絡(Liaison):友軍、民間組織との連絡
HUMINT接触作戦(HUMINT Contact Operations):いわゆるスパイ活動
文書開拓(Document Exploitation:DOCEX):全メディアからの情報の抽出
尋問(Interrogation):捕虜等の尋問
ハニートラップ(Honeypot) :男女の性的関係を利用した、いわゆる『色仕掛け』
ヒューミントを行う機関
アメリカ:アメリカ中央情報局
ロシア:ロシア対外情報庁
フランス:フランス陸軍情報旅団情報編集グループ
日本:公安警察(警視庁公安部など)、法務省公安調査庁、陸上自衛隊中央情報隊(隷下の『現地情報隊』が行う。)ほか
補足:日本ではヒューミントをスパイ(人間)と誤解している方々が非常に多いが、これは飽くまで人間を介した情報収集"技術"の事であり、広い意味では国家だけが行う技術ではなく、週刊誌を中心としたマスコミ業界や興信所など、民間で優れた技術を有している所も多い。
関連項目
諜報活動
シギント
カテゴリ: 外交 | 諜報
更新日時:2008年7月1日(火)20:02
取得日時:2008/08/31 00:48