界:動物界 ⇒Animalia
門:脊索動物門 ⇒Chordata
亜門:脊椎動物亜門 ⇒Vertebrata
綱:鳥綱 ⇒Aves
目:スズメ目 ⇒Passeriformes
科:ヒバリ科 ⇒Alaudidae
属:ヒバリ属 ⇒Alauda
種:ヒバリ A. arvensis
学名
Alauda arvensis
Linnaeus, 1758
和名
ヒバリ
英名
⇒Skylark
ヒバリ(雲雀、告天子)はスズメ目,ヒバリ科に属する鳥類である。
ユーラシア大陸の温帯から亜寒帯にかけて広く分布しており、春を告げる鳥として洋の東西を問わず親しまれている。全長約17cm、頭に特徴的な冠羽をもつ。
見通しのきく広い草原などにすみ、草の根元などの地上に枯草を用いて、お椀状の巣を作る。
多くの鳥は木などに止まりながらさえずるが、ヒバリは飛翔しながら上空でさえずるという習性をもつ。 このさえずりは「一升貸して二斗取る、利取る利取る」、「利に利食う、利に利食う、後や流すう」などと「聞きなし」がされている。 又、このヒバリのさえずりはとてもきれいで、そのため多くの詩や曲などのモチーフになったりもしている。
ヒバリは、茨城県と熊本県の県鳥でもある。
目次
1 人間との関係
2 Sibley分類体系上の位置
3 関連項目
4 都道府県・市町村の鳥
4.1 県の鳥
4.2 市の鳥
4.3 町の鳥
4.4 村の鳥
4.5 かつて指定していた自治体(廃止)
5 外部リンク
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さえずりが美しいので、古くから和鳥として飼われてきた。かつては飼っている個体に美しいさえずりを覚えさせるため、春の野に飼っている個体を放し、さえずりと共にその高さを競う揚げ雲雀といった優雅な遊びもあった。現在は法改正により、本種の飼育は禁止されている。
先述のような聞きなしから、ヒバリは太陽に借金の取り立てをしているのだ、との民話がある。かつては太陽が地上暮らしをしており、当時(?)ヒバリは金貸しをしており、太陽にも貸し付けた。ところが、返さぬままに偉くなって天上に昇ったため、ヒバリは未だに「利イ取る利イ取る、日一分日一分」と叫びながら太陽に向かって飛び、もちろん太陽までたどり着けないためあきらめて下りながら、「日いさんくそ喰えくそ喰え」となくのだと言う。
漢字の告天子の表記は、中国では別種の鳥コウテンシ Melanocorypha Mongolica を指す。これは、同種が日本には分布していないため、漢文などに記されたこの表記を同種に似た本種と解していたのがやがて本種を指すように変化してきたもので、中国語の鶯の表記が全く別種のコウライウグイスを指すのと同じ由来による。
Sibley分類体系上の位置
スズメ目> スズメ亜目> スズメ小目> スズメ上科> ヒバリ科
関連項目ウィキメディア・コモンズには、 ⇒ヒバリ に関連するマルチメディアがあります。ウィキクォートに ⇒ヒバリに関する引用句集があります。
ラーク (Lark) - 英語でヒバリの意味。
揚げひばり - イギリスの作曲家レイフ・ヴォーン・ウィリアムズが、ヒバリが空を鳴きながら飛ぶ姿をイメージして作曲したヴァイオリンと管弦楽のための小曲。ヴァイオリン独奏がヒバリのさえずりを連想させる。レイフ・ヴォーン・ウィリアムズの楽曲一覧も参照。
弦楽四重奏曲第67番 (ハイドン) - オーストリアの作曲家フランツ・ヨーゼフ・ハイドンが、ヒバリが美しい声で鳴きながら滑空する様子をイメージして作曲した弦楽四重奏曲。通称『ひばり』。