界:植物界 ⇒Plantae
門:被子植物門 ⇒Magnoliophyta
綱:双子葉植物綱 ⇒Magnoliopsida
目:シソ目 ⇒Lamiales
科:シソ科 ⇒Lamiaceae
属:ヒゲオシベ属 ⇒Pogostemon
種:パチョリ P. cablin
学名
Pogostemon cablin
( ⇒Blanco) ⇒Benth. (1848)
パチョリ (patchouli, patchouly, pachouli Pogostemon cablin) とは、シソ科ヒゲオシベ属の植物である。ハーブの一つであり、主に精油(パチョリ油)に加工され利用される。古くから香や香水に用いられた。インド原産。その名前はタミル語のパチャイ ?????(緑)とエライ ???(葉)に由来する。パチュリ、パチュリーとも。
主に東インドや西インドなど、熱帯地方に生育している。高さおよそ60-90cmの低木であり、暑い環境で良く育つが、直射日光は好まない。その花は強い芳香を放ち、晩秋ごろに開花する。種子は非常に脆く、繊細である。水栽培も可能。
精油は、乾燥させた葉を水蒸気蒸留することによって得られる。葉は年に数回収穫される。通常、栽培場の近くで新鮮な葉から抽出された油が最高品質のものとされているが、他の国で油の抽出を行うために、葉を乾燥させて輸出することもある[1]。油の主成分はパチョロール ( ⇒en:Patchoulol) と呼ばれている。
パチョリが虫除けに効果がある、という研究もある[2]。18世紀から19世紀にかけて、中国から中東へ絹を運んだ交易商たちは、蛾が布に卵を産みつけるのを防ぐために、絹を乾燥させたパチョリの葉とともに包んで運んだ。このことが、西洋でパチョリが高貴な匂いと捉えられていた理由の一つであっただろうと推測する歴史学者もいる。
パチュリ油や香が持つ強い匂いは、他の匂いを消すためにも用いられた。1960年代から1970年代にかけて、大麻の臭いを隠すために、パチョリはヒッピーたちの間で広く用いられた。また、ベトナム戦争の折りに、アメリカ軍の兵士は敵兵の死体の臭いを消すために、パチョリを利用したという。
脚注^ Grieve, Maude(1995) A Modern Herbal ⇒[1]. 2007.
^ Phytotherapy Research 2005, vol 19, pp 303-9.
外部リンク
⇒アロマテラピー♪アロマセラピー - パチョリ
⇒Clarins | 研究と開発 | ハーブ図鑑 | Patchouly(パチョリ)
⇒日本新薬株式会社 ハーブの館 - パチョリ
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更新日時:2008年4月20日(日)17:27
取得日時:2008/10/08 15:27