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『バケツでごはん』とは、玖保キリコ原作による漫画作品。および、それを原作としたアニメ作品。『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)に1993年から1996年まで連載されていた。単行本は全8巻(ビッグコミックススペシャル)。『アニマルマニア』第2巻に番外編「バケツでごはん んぴっ!」「フラジーの妄想日記」が掲載されている。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
目次
1 あらすじ
2 登場キャラクター
2.1 ペンギン
2.2 その他の動物
2.3 人間
3 アニメ版
3.1 声優
3.2 エピソード
3.3 スタッフ
3.4 主題歌
3.5 放映リスト
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たくさんの人でにぎわう上野原動物園。その動物達は実は地下鉄で通勤しており、お客さんを喜ばせるためのエンターテイナーとして勤務していた。人間社会には秘密裏に形成されている動物たちの世界の中で、人間社会と変わらない恋愛や動物関係が繰り広げられる。動物園の動物達を擬人化して描き、サラリーマンの悲哀、幼児虐待、貧富の差、ジェンダー、同性愛等の幅広いテーマを取り上げている。
ペンギン
ギンペー
主人公。関西弁を喋る浪花節的な性格のペンギン。両親が巡業サーカスに勤めていた影響で小さい頃から全国を渡り歩き(生まれは横浜)、自身もサーカスに勤務していたが、スカウトされて上野原動物園に中途入社した。どんなに体調が悪くとも勤務中には営業スマイルを欠かさないプロ根性の持ち主で、仕事については自分にも他人に対しても厳しい。大阪出身であるアシカの山田からは、話す言葉を「けったいな関西弁」と一蹴された(幼い頃に全国を巡った影響で各地の方言が混ざってしまった)。物語中盤でミントに一目惚れするも、ミントは弟分のサンペーと結婚。同じくミントに失恋したチェザーレとはこれを縁に親友となる。終盤でピンキーと結婚(できちゃった結婚。プロポーズより先に卵が産まれた)し、ボンペーが生まれる。
サンペー
ギンペーの同僚で弟分。ギンペーよりも後に入社。当初から、芸に真剣で妥協しないギンペーを尊敬し慕っており、そのため「三平」から「サンペー」に改名したり、ギンペーと仲良くなったチェザーレに嫉妬したりする。ギンペーの関西弁を「ギンペー弁」と命名。かなり天然なところがあり、ギンペーがミントに惚れていることも全く気付いていなかった(むしろ嫌っているのではと思っていた)。両親を幼い時に亡くし、田舎の雪国に住む祖母に育てられた。後に、貧血で倒れたミントを偶然助けたことから急接近し、職場結婚する。
チェザーレ=スカタン
ギンペーの同僚で親友。キザなプレイボーイで、トリートメントやパックなど自分自身の手入れは欠かさない。面食いで見栄っ張り。女性とのデートにはお金をかけるが男性にはケチ。ギンペーとは正反対のところがあり、当初はそれほど親しいわけではなかったが、ミントという共通の相手に失恋したことで意気投合し親友となる。周囲にはギンペーと恋仲ではないかと誤解された。駆け落ち癖のある美女ペンギンに捨てられた時は相当なショックを受けて傷ついた。後に小雪と結婚する。
一(はじめ)、氷室、十兵衛、ピー助
ギンペーの同僚。一(はじめ)は目が一の字の様な顔で、恋人がいる。氷室は目がぱっちり丸く既婚。十兵衛は目が十の字の様な顔で既婚だったが、後日談では独身になっている。ピー助は眉毛がある。
ミント
上野原動物園のペンギンの中ではアイドル的存在。病気のため休養していたが職場復帰する。後にサンペーと恋仲になり結婚退職する。料理好きにもかかわらず極度の味オンチで当初はとてつもなくまずい料理しか作れなかったが、料理道場「虎の穴」で修業をしてプロ並みの腕前となる。
小雪
ミントの友達で、サンペーとミントの披露宴の際にチェザーレと知り合う。大財閥である南海コンツェルンの娘。大柄でお世辞にも美人とはいえない容姿をしているが、心優しく一途に尽くす性格で料理上手。最終的には面食いのチェザーレを射止めて結婚する。
ボンペー
ギンペーとピンキーの息子。怒ったような顔をしているが、人前ではギンペーなみの営業スマイルを見せる。卵からかえって最初に見たタボンに一番なつく。後に動物園デビューの後日談が掲載された。
お父ちゃん(藤吉)、お母ちゃん(加代)
ギンペーの父母。夫婦仲のよいおしどりペンギン。芸人で、あちこちの地方を巡業していた。ギンペーが関西弁で話すのはこの父母の影響。二人揃って何かとギンペーの家に押しかけてくる。現在は芸人としての活動からは退いているが、失踪したロンを捜索する為にホームレスに変装して共に生活したり、上野原動物園の動物スタッフ公募に応募したりするなど、かなり行動的でギンペーを困惑させる事も多い。父は鍋奉行で、鍋になると性格が変わる。母の作るハレホレ漬けは絶品で、ギンペーをはじめファンが多い。ギンペーの結婚披露宴では夫婦で見事な曲乗りを披露した。
セクシー3(パオラ、ピンキー、ペギー)
退職したミントの穴を埋めるべく中途採用された女ペンギン3人組。その美貌ゆえにそれぞれ職場でトラブルに遭い何度も転職を余儀なくされていたが、同じ境遇の彼女たちが偶然出会って意気投合しグループを結成した。