ハッピーバースデートゥーユー(Happy Birthday to You)は誕生日を祝うために歌われる歌である。
目次
1 概要
2 歌詞
2.1 "Good Morning to All"
2.2 "Happy Birthday to You"
3 著作権
3.1 概歴
3.2 保護期間
3.2.1 アメリカ
3.2.2 日本
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アメリカ人のMildred J. Hillと妹のPatty Smith Hillが作詞・作曲した「Good Morning to All」という曲が元となっている。 各国語に翻訳されているが、英語が公用語でない国であってもほとんどは英語で歌われる(日本も同様)。
世界で一番歌われている歌としてギネス・ワールド・レコーズに載っている。
また、1962年にマリリン・モンローがケネディ大統領の誕生祝いでこの歌を歌ったのは有名である。
なお、タイでは、通常、「ハッピーバースデーディア○○(祝われる人の名)」、となるところが「ハッピーバースデーハッピーバースデー」と単なる繰り返しになる。
歌詞Happy Birthday to You の元となった曲 Good Morning to All の楽譜。Happy Birthday to You の元となった曲 Good Morning to All 。違うのは歌詞だけで、両者ともメロディは全く同じである。22秒。
元となった曲 Good Morning to All の歌詞Good morning to you,Good morning to you,Good morning, dear children,Good morning to all.
Good Morning to All の歌詞を次のように変えたものがハッピーバースデーの歌となった。違うのは歌詞だけでメロディーは Good Morning to All とまったく同じである。Happy birthday to you,Happy birthday to you,Happy birthday, dear hogehoge,Happy birthday to you.
歌詞中の hogehoge の部分を、お祝いする人の名前にする。
この曲には2000年代まで著作権が存在した。日本国内では2007年5月22日をもって著作権は消滅した。
元となった「Good Morning to All」が作曲されたのは1893年である。 1920年前後に現在一般的に知られているバース(Good MorningをHappy Birthdayに置き換えたもの)が作詞されたとされているが、詳しい時期や作者は不明である。
その後、このバースを2番とした「Good Morning to All」を含むソングブックが1924年に出版された(これが現存する「Happy Birthday to You」の最も古い公式文献とされる)。また、それがHill姉妹の作曲したメロディと統合され公の場に出されている。
1931年、ブロードウェイミュージカルで「Happy Birthday to You」が無断で使われたため、Hill姉妹の妹のJessica Hillと音楽出版社のSummy社が無断使用に対して裁判を起こしたが、この時点では「Happy Birthday to You」に対する著作権が存在しなかったため、請求を棄却されている(この裁判にてJessica側が勝訴したとする記述もあるが間違いである)。1935年、JessicaとSummy社はこの楽曲の著作権を登録をした。
尚、この時「Good Morning to All」の歌詞に対しての著作権の登録はされていないため、アメリカでは現在に至るまでパブリックドメインである。
保護の要求される国の法律が定める期間の保護を受けるのが原則であるが、ベルヌ条約加盟国は、著作者の没年の翌年の1月1日から50年間著作権を保護しなくてはならない。
メロディはHill姉妹の共同著作物であるため、2人のうち後に亡くなった妹のPattyの没年は1946年なので、1996年12月31日まで保護される。歌詞に関しては1935年に著作権を登録したSummy社のPreston Ware Oremの没年は1938年なので、1988年12月31日まで保護される。
ただし実際は次のような理由で、このようにはならない国も多い。
第二次世界大戦の敗戦国は、戦時加算による日数を加算する。
条約の規定以上に保護するのは各国の自由である。たとえば、EU加盟国の多くの保護期間は70年である。
一部の加盟国(多くは発展途上国)は、条約義務の一部を免除されている。また実際には、条約義務の不履行もある。
1935年に登録した当時のアメリカ国内法では、最長でも1991年には著作権が消滅するはずであった。通常28年、更新により延長できるがそれでも最長56年で消滅する。
しかし、その間にアメリカ国内に於いては著作権保護期間の延長が行われたため、今もなお著作権は存在している。現在は米タイム・ワーナーが保持しており、著作権切れとなるのは2030年の予定である。
日本においては、原則としてベルヌ条約の最低義務である死後50年間の保護を受けるが、戦時加算が必要となるため、3794日を加算し、歌詞は1999年5月22日まで、メロディは2007年5月22日まで、著作権が存続していた。