ノーベル賞(スウェーデン語: Nobelpriset、ノルウェー語:Nobelprisen、英語: Nobel Prize)は、ダイナマイトの発明者として知られるアルフレッド・ノーベルの遺言に従って1901年に始まった世界的な賞である。(1年に1回、毎年行われる)ノーベル文学賞の決定機関であるスウェーデン・アカデミー(2005.08)
目次
1 部門
2 選考
3 授賞式
4 科学史としてのノーベル賞
4.1 自然科学分野におけるアジア人受賞者
5 日本人の受賞
6 エピソード
7 備考
8 関連項目
9 外部リンク
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部門
物理学賞
化学賞
生理学・医学賞
文学賞
平和賞
アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン銀行賞(経済学賞)
以上の6部門からなり、それぞれが世界的な権威を持つ。特に自然科学部門のノーベル物理学賞、化学賞、生理学・医学賞の3部門における受賞は科学分野における最大級の栄誉であると考えられている。近年は遺伝子化学など、ノーベル医学・生理学賞とノーベル化学賞との境界が曖昧な分野が増えてきている。
選考は物理学賞、化学賞、経済学賞の3部門についてはスウェーデン科学アカデミーが、生理学・医学賞はカロリンスカ研究所が、平和賞はノルウェー国会が、文学賞はスウェーデン・アカデミーがそれぞれ行う。受賞者へはメダルと賞金が与えられる。
受賞者に与えられる賞金の原資は、ノーベルの遺産をその遺言に基づいてノーベル財団が運営している。しかし、経済学賞は1968年に設立され(1969年から授賞)、その原資はスウェーデン中央銀行の基金による。そのため、この賞は正式名称を「アルフレッド・ノーベルを記念した経済学におけるスウェーデン銀行賞」としており、厳密にはノーベル賞には含めない。
原則的にノーベル賞の選考過程は公表されていない。よって「ノーベル賞の候補」というものは公的には存在しないことになるが、「いつか受賞するだろう」と目される人物が各分野に存在するのも事実である。
授賞式がノーベルの命日である12月10日に、平和賞を除く5部門はストックホルム(スウェーデン)のコンサートホール、平和賞はオスロ(ノルウェー)の市庁舎で行われる(古くはオスロ大学の講堂で行われた)。ノーベル賞受賞者は受賞後にノーベル・レクチャーと呼ばれる記念講演を行うのが通例になっている。
その後、ノーベル賞受賞者はストックホルム大学やストックホルム経済大学などの大学の学生有志団体が毎年持ち回りで行うパーティーに出席し、そこで大学生らと希望する受賞者は更なる躍進を願って一斉に蛙跳びをするのが慣例となっている。
ノーベル賞、特に自然科学部門の賞はその性質として必然的に19世紀末以降の科学史をなぞるようになっている。その歴史は基本的には輝かしいものであるが、誤った業績への授与、あるいは人種差別なども行われていることから負の側面も少なからず存在している。
前述のようにノーベル賞の自然科学分野における受賞者は欧米の研究者を中心としており、黄色人種であることを理由とされて受賞候補から外されるというような負の一面も存在していた[要出典]。非欧米人の受賞者は1930年にインド人のチャンドラセカール・ラマンが物理学賞を受賞したのをはじめ、日本人である湯川秀樹、朝永振一郎らがやはり物理学賞で受賞している。
詳細は日本人のノーベル賞受賞者を参照
日本人としては、第1回から北里柴三郎や野口英世などが候補としてエントリーされていたが[要出典]、受賞はしなかった。北里にいたっては、共同研究者であったエミール・アドルフ・フォン・ベーリングが受賞したのに、抗毒素という研究内容を主導していた北里が受賞できないという逆転現象が起こっていた。これは後年に公開されたノーベル財団の資料[要出典]から、北里が黄色人種であったことが原因と判明している。