ナメック星(ナメックせい)は、漫画『ドラゴンボール』(またはアニメ『ドラゴンボールZ』)に登場する架空の惑星。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
目次
1 ナメック星
1.1 ドラゴンボール
2 ナメック星人
2.1 主なナメック星人
2.1.1 神様(地球の神)
2.1.2 カタッツ
2.1.3 デンデ
2.1.4 カルゴ
2.1.5 ネイル
2.1.6 最長老
2.1.7 ムーリ長老
2.1.8 ツーノ長老
3 関連項目
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ナメック星人の故郷の惑星。「アジッサ」という樹木が育っている。ほとんどの家はナメクジのような形をしている。
地球からの距離は、ブルマの父・ブリーフ博士の宇宙船だと4339年と3ヶ月かかるらしい。なお、ブルマ・クリリン・孫悟飯が乗っていった宇宙船では34日、悟空が乗っていった宇宙船では6日で到着した。地球からの方位はSU83の9045YX。
複数の恒星(3重連星)の周りを回っているため、夜がないという特徴がある(ナメック星から見ると3つの太陽がそれぞれ昇ったり沈んだりする)。公転周期は地球時間にして130日。
大昔惑星規模の異常気象がおき、最長老と宇宙に逃れた者を除く全てのナメック星人が滅んだ。その為か木々もまばらで地球に比べると生物の数が遥かに少ない。また、蛙のような生物や両生類のような水生生物も作中確認できる。組成が根本的に異なるらしく、空の色は緑、水の色は紫や緑(いずれもアニメ版より)。ただし、並の地球人であるブルマが特に不自由なく活動できることから、少なくとも大気組成や重力は地球に近似していると考えられる。
このナメック星は悟空とフリーザの戦い後半に、フリーザにより故意に爆発させられてしまい、ナメック星人達は違う星へと移住する事になった。新ナメック星の詳細については不明。余談だが、ナメック星はフリーザが星自体に攻撃を放った「5分後」に爆発したが、海外版アニメでは「11時間後」に修正された。また、アニメ版でギニューとボディチェンジしたカエルが地球に共に移っていた描写などからも、ナメック星にその時点で生息していた星の生物も全て地球に移動させられた後で、ナメック星人やポルンガと共に違う星に移り住んだと判断できる。ただしギニューはなぜか地球に残っていた。
ナメック星にも地球と同様にドラゴンボールがあり、このドラゴンボールはナメック星人の特殊能力で作られたもので、「ポルンガ(ナメック語で夢の神)」と呼ばれる怪物の形をした神龍が登場する。地球のドラゴンボールがソフトボールほどの大きさであるのに対して、ナメック星のドラゴンボールはスイカほどの大きさである。
ナメック星の神龍は3つの願いを叶えてくれるが、1つの願いにつき1人しか生き返らせる事が出来ないなどの制約があったが、後にムーリが最長老に新任してから死者の複数蘇生が可能になった。また公転速度の違いにより再度使用可能になるまでの時間は130日である。
ポルンガはナメック星の言葉、すなわちナメック語でないと願いを受け付けない。ただし、ポルンガの話す言葉は地球・宇宙での共通語である。ポルンガを呼び出すための呪文は、「タッカラプト・ポッポルンガ・プピリット・パロ(地球語での「出でよ神龍、そして願いを叶えたまえ」)」。
顔には触角と尖った耳があり、眉毛はなく体色は緑色。体力を消耗するが頭部さえ無事であれば身体の一部分が損傷しても自由に再生できる特徴をもつ。性質は概して温厚で親切で礼儀正しい。頭脳明晰で知力、記憶力、推理力、判断力など極めて良い。15代前界王神によるとまじめさでは宇宙屈指の種族だそうである。その外見からも明らかに地球人やサイヤ人などのヒューマノイドとは異なるタイプだが、地球に近い自然環境で生活できる事や民族衣装が地球のものと似ている点からも、体内組織の構造と生活における文化面には地球人と共通する部分も多いようである。
ナメック星人は龍族と戦闘タイプの二つの種族に分けられている。龍族は物を作り出す特殊な力が備わっており、戦闘タイプは村の護衛のために高い戦闘能力が与えられている。なお、上記の再生能力を使ったのはピッコロ・ネイルのみで、戦闘タイプ固有の能力とも考えられる。初代ピッコロ大魔王およびドドリアに殺された龍族の青年は、胸を突き破られても再生できずに死亡した(ナメック人を絶滅させたフリーザも、ネイルの再生を見て驚いている)。逆に龍族のデンデは治癒能力を披露している。
食料を特に必要とせず、水を飲むだけでよい。ただし、あくまで水さえ飲んでいれば最低限の栄養は補給できるという意味である。神様は食料が必要であることをほのめかしており、ナメック星人にも歯が生えていて「食べる」ということも可能であったり、「食べる」という言葉自体も浸透している。また、孫悟飯との修行中に寝ないという発言から、睡眠の必要は無いと思われるが、デンデが昼寝をしているシーンや、ピッコロ大魔王が目を開けたまま昼寝しているシーンはある。
ナメック星人は卵により繁殖する。地球の人間でいう口に相当する器官から白色の卵を排出し、その卵から新たなナメック星人が誕生する。単性生殖であるため、雌雄の別、恋愛という概念もない。また、一人称などから性格は地球人で言う「男性」の性格がほぼ100%を占めている。卵を産めるのは龍族のみで、ナメック星は世襲制度があるため、最長老のみが卵を産むことが許されている。本来一人で産める卵の数は10〜20個ぐらいであるが、例外的に最長老の場合は、種の絶滅の恐れもあったため100個以上の卵を産んでいる。
すべてのナメック星人は、原作では4本指だが、アニメ版では放送コードのために5本指になっている。また、血液が紫色であるのもナメック星人の特徴(Z以前のアニメではたびたび赤色の場合がある)。
戦闘力はかなり高く、一般的な戦闘タイプの若者の数値は3000であり(原作では戦闘タイプはネイルのみで、3000とは龍族青年の数値)、サイヤ人の平均値(ラディッツは1500、エリートのナッパは4000)に匹敵し、ナメック星最強の戦闘タイプのネイルに至っては42000と、当時のベジータ(24000)やフリーザの側近、ザーボン(変身後)(29000)、ドドリア(22000)を凌駕しており、フリーザに「部下に欲しいぐらいですよ」と言われた。
また、2体以上のナメック星人が融合を行う場合がある。融合した場合、新たなナメック星人の1個体となる。基本的にはベースとなった者の記憶や性格が優先されるが、融合された者の記憶も同時に引き継ぎ、性格もベースになった者に影響を与える事になる。