ナマズ
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?ナマズ
分類

動物界Animalia
脊索動物門Chordata
亜門脊椎動物亜門Vertebrata
条鰭綱Actinopterygii
ナマズ目Siluriformes
:ナマズ科 ⇒Siluridae
:ナマズ属 ⇒Silurus
:ナマズ S. asotus

学名
Silurus asotus
Linnaeus, 1758
和名
ナマズ(マナマズ)
英名
Japanese common catfish
Amur catfish

ナマズ(鯰、学名:Silurus asotus)は、ナマズ目ナマズ科に属する淡水魚

同属の魚は、世界に約17種があり、日本には、マナマズ、ビワコオオナマズ、イワトコナマズの3種が在来種として生息する。一般にナマズと呼ばれる魚はマナマズを指し、後の2種は琵琶湖固有種である。かつて、東日本には昔のナマズの骨・痕跡などや史料が見つからなかった為に生息しておらず、江戸時代ごろから東日本にも分布し始めたとされる説と、日本在来種で唯一生態系のトップに君臨するナマズなしに生態系のバランス構成は考えられないという考察があったが、どちらも決定打に欠け不明な状態であった。しかし、最近になって東日本の貝塚などからナマズの骨が相次いで発見されていることから、古来より東日本にもナマズがいたということが証明された。



目次

1 形態

2 生態

3 食材としての利用

4 ナマズと文化

5 ナマズの飼育

5.1 飼育器具

5.2 飼育

5.3 病気など


6 脚注

7 関連項目

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形態

頭と口が大きく、目が小さい。口ひげは4本(稚魚は6本)。がなく、粘液で体表が覆われている。全長は30cmから60cmだが、ナマズには成長を止めるホルモンがない為、まれに1mを越す大物もいる。



生態

川の流れのゆるやかな中・下流域の淵や、湖沼の水底の泥中や岩陰や草の茂っている所などの物陰にひそみ生息する。 夜行性であり、夕方から朝までの間に主に捕食を行う。昼間は物陰にじっとしていて、目の前を獲物が通った時のみ捕食するといった形だが、台風などの大雨の後などで水が濁っている時には昼間にも活発に捕食を行う。肉食魚であり、小魚やエビカエル、ザリガニ、小動物などを捕食する。非常に貪欲で、ほとんど自分の体と変わらない大きさのものも丸飲みにする。摂食は水温が18℃以上になってから行うようになり、20℃を超えると活発に摂食するようになる。また、水温が15℃以下になると全く摂食しなくなる。活動は主に春先?晩秋にかけて活発に活動をし、冬にはあまり活動をせずに水底でじっとしていたり、泥にもぐったりして仮眠状態に入る。日本固有の淡水系在来魚種においては生態系のトップに君臨する魚である。

ナマズは5月はじめから梅雨にかけて産卵を行う。産卵期には群れをなして浅い水域に集まり、水草などに産卵する。産卵期の梅雨にまとまった降雨があると、水田や用水路に多数の大物が現れる。 ナマズの卵は淡黄色あるいは淡緑色である。


食材としての利用

身は白身でクセが少なく、天プラやフライ蒲焼きなどにすると美味である。ただし日本では現在、京都府滋賀県また関東では埼玉県など一部の地域を除き、一般的には食材としての市場での流通が目的で捕獲されることは少なく、そのため、養殖が行われて食用に出荷しているところもある。しかし、市場で流通する量は少ない。ただし、かつては農村部などを中心に、自家消費のため捕獲が行なわれる地域が多かった。また、蒲鉾の原料として使われたこともあった。

また、ナマズは水底の泥中で暮らすこともある為、採集したものを食べる際は泥吐きをさせる必要がある。泥をはかせるには、たらい等にきれいな水をはり、そこに一つまみ程度の塩をいれたものを用意し、そこにナマズを入れ、逃げないように蓋をして1?2日生活させる。すると、自ら泥を吐いてくれる。この時、酸欠で殺さないように注意しなければならない。これにより食す際に泥臭さやクセが薄れて、より美味となる。

日本に原産する3種のナマズの中で一番おいしいとされるのはイワトコナマズで岩礁で暮らしている為か、他のナマズよりもクセや泥臭さが薄いとされ、一部地域では美味なものとして重宝されている。次においしいとされるのはマナマズで、一番美味しくないとされるのはビワコオオナマズで、大味であるとされている。


ナマズと文化

日本では市場で多く流通している食用魚ではないとはいえ、食用に捕獲されることが多かったことから、古くからその姿がユーモラスに思われ、親しまれてきたとはいえる。このため、伝統的な郷土玩具でもナマズを題材にしたものが見られる。近代以降は漫画で描かれる題材ともされ、小学館の漫画雑誌の一部でも、ナマズを模ったシンボルマークが用いられ、表紙などに描かれている。

の問答では、ぬめった皮膚のナマズを表面が滑らかなヒョウタンでいかに押さえるかを絵画で問うものがあり、ヒョウタンを持った人物とナマズとが描かれたそのような絵画を「瓢鯰図(ひょうねんず)」という。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki