ディネ(Dene, Dine)とはナバホ(Navajo)とも呼ばれているアメリカインディアン部族のひとつ。 「ディネ」は彼等自身の言葉で「人々」をあらわす。「ナバホ」は、テワ・プエブロ族の言葉で、「涸れ谷の耕作地」という意味。 ナバホ・ネイション(Navajo Nation)とは、ディネの住むアリゾナ州を含む三つの州にまたがるアメリカ最大のリザベーション(保留地)。強い自治権を保有しており、一つの独立国家にも等しい力がある。なお、小惑星(3688)のナバホ (小惑星)は、この先住民族に因んで命名された。
目次
1 文化
2 地理
3 経済
4 政府
5 関連項目
6 外部リンク
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文化
アサバスカ民族に属し、アパッチ族とは言葉も近く、近縁である。かつてはスペイン人から「アパッチ・ド・ナバホ」(涸れ谷の耕作地にいるアパッチ族)と呼ばれ、アパッチの一部族と見られていた。
正装の際には、鉢巻を締める。女性の正装は、ベルベットのロングドレスに、カボチャの蕾を意匠にした「ナバホ・コンチョ」という銀の首飾りを着ける。モカシンはブーツ型をしている。
地底から先祖が現れた神話を持ち、その再現である「イェイビチェイ」と呼ばれる大掛かりな精霊行進の儀式が有名である。
ターコイズと銀を用いた宝石細工を得意とし、ナバホのほとんどはこの装飾品を身につけている。
「先取の才がある」といわれ、18世紀にスペイン人が羊を持ち込んだ際には、羊の放牧をすぐに採り入れた。「ナバホ・ラグ」と呼ばれる精巧な絵柄の羊毛の敷布は19世紀に貴重な交易品となり、現在も珍重される。「インディアン・フルート」の奏者も多い。
ホーガンという、木組みと土で出来たイグルーのような形の、独特の伝統住居を持つ。現在でも、この「ホーガン」で暮らす伝統派のナバホは多い。
慢性的に水不足であり、雨乞いの祈りが今も盛んである。また、呪い師による「砂絵」を使った呪術が今も盛んである。
母系社会であり、放牧も織物も、現在でも女性の仕事である。かつての男性の仕事はトウモロコシの粉挽きと略奪であり、ズニ族やプエブロ諸族を食い物にした。このため保留地時代では男性の社会的役割が希薄となり、アルコール依存症になる者が多かった。現在、ナバホの保留地内は酒類禁制である。
第二次大戦以来、ウランが白人政府によって勝手に採掘されて残滓が放置された。知らずにホーガンの材料にするなどして汚染が広がり、人的な放射能被害が深刻である。
ロング・ウォークの後遺症として、土地を巡り、ホピ族とは現在も係争中である。
近年、スー族と文化交流が盛んで、ティピーやサンダンスなど、平原部族の文化を採り入れるようになった。
アリゾナの北東部に位置し、ニューメキシコ州、ユタ州の境に接する沙漠地帯に居住する。
羊毛、石炭・ウラン採掘など。白人の石炭開発業者の開発で水源が破壊される恐れがあり、係争中である。羊の放牧は、年次ごとに連邦管理官のチェックがあり、羊が許可頭数を超えていた場合、管理官によって強制的に溺死処理させられるという厳しい制限つきである。
関連項目
モニュメント・バレー
コードトーカー
ナバホ語
カルロス・ナカイ
暗号部隊
ウィンドウロック
ナバホ族評議員会
ナバホ族警察
ナバホ・ラグ
ホーガン
ディネ大学
ジャコビー・エルズベリー
外部リンクウィキメディア・コモンズには、 ⇒ディネ に関連するマルチメディアがあります。
⇒Navajo.org
⇒Dene Nation
⇒Navajo Parks & Recreation - home
⇒Navajo County - Home
⇒navajocentral.org
⇒Discover Navajo
⇒Navajo Hopi Observer
⇒navajotimes
カテゴリ: アメリカ合衆国の先住民族 | ナバホ
更新日時:2008年9月20日(土)06:19
取得日時:2008/09/25 16:29