ドル(dollar、ダラーとも)は通貨単位のひとつであり、複数の国で使用されている。記号は$。漢字では、字形の似た「弗」を宛てる。
目次
1 概説
2 ドル記号の由来
3 米ドルの種類
4 現行通貨
5 関連項目
6 外部リンク
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国の指定がない場合はアメリカ合衆国でのドル(USドル)を指すことが多い。他の国のドルであることを明確に表したい場合は、オーストラリア・ドル、香港ドルのように国名や地名をつける。
ドル(ダラー)という名前は、ドイツで使われた歴史的通貨のターラー (Thaler) から来ている。ターラーは、16世紀にボヘミアの ⇒ザンクト・ヨアヒムスタール(現在のチェコ・ ⇒ヤーヒモフ)という銀の鉱山で鋳造されたヨアヒムスターラー (Joachimsthaler) という銀貨の名前が短縮されてターラーと呼ばれるようになったものである。この銀貨は大型で品位も良く、フローリン金貨と等価として扱われたので、絶対量の不足していたフローリン金貨に代わって広く流通した。この品質の高さで知られた銀貨を指すターラーという言葉が良貨の含意で一般名詞化し広まり、その後、アメリカ合衆国他各地において良貨の意味を込め自国通貨をDollarと呼ぶようになった。
日本では明治時代初期にDollarを日本式に読んで「ドルラル」と呼び、それが略されてドルとなった。
ドル記号の由来1739年銘 スペインドル銀貨(メキシコ鋳造)
ドル記号の由来になったと思われるヘラクレスの柱が描かれている
ドル記号$のデザインの由来は諸説あるものの、一番有力な説は、かつてアメリカ合衆国確立以前の北米地域の基軸であったメキシコとその宗主国スペインの通貨ペソに起源を持つというものである。ペソを表すP'sがだんだんとPとSが重ね書きされるようになっていった結果、$になったものとしており、当時の帳簿などにその変遷を求めることができたとする経済史学者の研究がある。他に、縦線を2本書くのはスペインドルに記された紋章のジブラルタル海峡の両端に立つヘラクレスの柱に由来しているとするもの、また別の説では、同じく当時のペソが8レアル換算であったため、「8R」が$のように書かれるようになり、ペソ非主流地域ではこれがペソを表すようになり広まったとする説。そのほかに、英国の通貨単位のひとつシリングのSに由来するなどの説がある。セビリアのタウンホールにあるヘラクレスの柱のレリーフペソからの変化説
アメリカ合衆国ドルを参照のこと。
現行通貨
オーストラリア・ドル
バルバドス・ドル
バハマ・ドル
ベリーズ ・ドル
バミューダ・ドル
ブルネイ・ドル
カナダ ・ドル
カイマン諸島ドル
東カリブ・ドル
フィジー・ドル
ガイアナ・ドル
香港ドル
ジャマイカ・ドル
リベリア・ドル
ナミビア・ドル
ニュージーランド・ドル
シンガポール・ドル
ソロモン諸島ドル
スリナム・ドル
ニュー台湾ドル
トリニダード・トバゴ・ドル
アメリカ合衆国ドル
ジンバブエ・ドル
このほか、国際的に認められていないシーランド公国の通貨である、シーランド・ドルが存在する(アメリカ・ドルと等価)。
関連項目
トラール
ドル箱
為替
為替レート
通貨
金
経済
通貨の一覧
通貨の補助単位
外部リンク
⇒Origin and history of the Word Dollar and Dollar Sign ドルという言葉とドル記号の起源と歴史 英語文