トランクス
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この項目では男性用下着について記述しています。漫画アニメドラゴンボール』シリーズに登場するキャラクターについてはトランクス (ドラゴンボール)をご覧ください。

トランクス(boxer shorts, boxers) は、男性下着の一種。一部では「トラパン」、「トラ」の略称で呼ばれ、昔は赤塚不二夫が執筆した雑誌少年サンデーの連載漫画(おそ松くん)に登場するキャラクターから「デカパン」とも呼ばれていた。また、柄がプリントされていることから柄パン(がら-)と呼ばれることもある。 他に、日本ではボクシングなどのパンツをトランクスと称するが、英語では通常「boxer shorts」「boxers」と呼ばれ、「trunks」は、通常短丈のボクサーブリーフを指す。



目次

1 概要

2 構造

2.1 形状


3 着用率

4 その他

5 主なメーカー

6 主なブランド

7 関連項目

8 参考書籍

9 外部リンク

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概要

1910年に、全身を覆う当時の下着(ユニオンスーツ[ ⇒[1]])から上下に分離され、第一次世界大戦1914年)頃にショートパンツ化したものが原型。


1925年ボクシング用品メーカーのEverlast社[ ⇒[2]]の創設者であるJacob Golombがボクサー用のユニフォームのトランクスの腰回りの部分にこれまでの皮紐からゴムを導入したことで、男性用下着にもゴムが応用されるようになり、現在のトランクスの基本形となった。

米国では1935年ブリーフが出現して、その爆発的人気で陰に隠れた形になったことや、第二次世界大戦の開戦でゴムが戦略物資に指定されたことで、軍用での下着として生産が優先されたことから米国国内では再び紐やボタンの形状となった。他にも、開戦で物資不足が生地にも及び、古着が下着に転用されて、色物や柄物の下着が登場する下地となった。戦後にゴムが戦略物資指定解除となったことで、再びゴムが用いられ、保守的な成人層を中心に大人の下着として再び息を吹き返したが、若年層を中心としたブリーフ人気に押されていた。


日本では大正期頃にメリヤス地の猿股が登場し、その後、材質がキャラコ地で、腰回りを紐で調整するトランクスの原型が若者の間で普及した。成人男性は徴兵により入隊した軍隊から越中褌が支給されて使用を強制されたことから成人男性の下着は越中褌となったが、入隊前の若者は猿股かランニングパンツのようなキャラコ地の下着を着用していた。戦後もブリーフが登場するまでの間は猿股か紐からゴムに代わったトランクスが男性下着の中心となっていた。ブリーフの登場で若年層を中心に爆発的な人気となり、若年層から猿股やトランクスは駆逐されるようになったが、保守的な中高年齢層の間では猿股やトランクスがそのまま着用されていたことから、猿股やトランクスは中高年齢者の下着と位置付けられるようになっていた。


1984年に米国リーバイス社が、英国で放映した501のテレビコマーシャルの放映で、出演者がジーンズを脱ぐ場面を制作した際に、当時はテレビコマーシャルでブリーフ姿の露出が禁止されていたため、トランクスで演出したことから世界的な脚光を浴びることとなった。


当時はブリーフが幼年層から老年層まで世代間を越えて満遍なく普及してしまい、個性化を求める流行に敏感な青年層が支持する形で世界的に普及し始めた。これはブリーフの着用が幼年層から老年層まで満遍なく普及したことで、下着を自分で選ぶ購買力を持った青年層が他の世代とは違う個性化を求めたこと、ズボンを穿いた時に下着の線が露出しないこと、ブリーフのデザインがより過激化して、前開きもない窮屈感を覚えるようなスーパービキニブリーフまで行き着いてしまい、逆に、よりリラックスした下着が求められるような環境になったこと、白が定番の下着に、カラー化、柄物化に社会が容認するようになっていたこと、スポーツをする機会が一般に普及したことにより、下着姿を他人の前で露出する機会が増えて他者との差別化を求める機運が上がったこと、トランクスがブリーフとは違い下着然と見えにくく、空調が進歩したことで部屋着として使用できることもあり、これまでの男性下着として画一化したブリーフとの差別化を進める上でトランクスが世界的に普及し始めた環境となっていた。


日本では1981年6月17日に起こった深川通り魔殺人事件犯人が白いブリーフにハイソックス姿で連行される様子がテレビ中継され、その事件の残忍さと犯人の異様な姿への嫌悪感から若い男性の間ではブリーフからトランクスへ移行を促す切っ掛けとなった。


1990年代に入り、ヒップホップを元とするストリートファッションが流行し、大き目のジーンズや短パンをわざと尻や膝でずり下げて履き、下着を露出させること(腰パン見せパン)が流行したこともトランクス人気に拍車をかけた。この流れの中で人に「見せる下着」としての意識が広まり、トランクス人気の成熟期を迎えた。


一方、トランクスの着用者が青年層から他の世代に拡大するにつれ、ブリーフ同様、流行に敏感な青年層には他の世代との差別化を求める動きも出てきた。1992年カルバン・クラインが発表したボクサーブリーフに注目が集まり、21世紀に入り青年層の主たる下着はボクサーブリーフに変遷しつつある。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki