トゥーフェイス
[Wikipedia|▼Menu]

トゥーフェイス
出版の情報
出版者
DCコミックス
初登場”Detective Comics“ #66(1942年8月)
クリエイターボブ・ケイン[1]
ビル・フィンガー[2]
作中の情報
本名ハービー・デント
所属チーム

インジャスティス・リーグ

インジャスティス・ギャング

シークレット・ソサエティ・オブ・スーパーヴィランズ

著名な別名Apollo(アポロ), Janus(ヤヌス), Mr. Duall(ミスタードール), Count Enhance(カウントエンハンズ)
能力

二重性に取りつかれた統合失調症の犯罪首謀者

法律の幅広い知識

豊富な白兵戦と探偵の経験

半自動式拳銃による射撃の技術

有毒免疫[3]

トゥーフェイス(Two-Face)、ハービー・デント(Harvey Dent)は、DCコミックスの出版するアメリカンコミックバットマン』に登場する架空のスーパーヴィラン。ボブ・ケインとビル・フィンガーによって創造され、”Detective Comics“ #66(1942年8月)で初登場した。トゥーフェイスはバットマンの最も永続的な敵の一つである。
概要

ボブ・ケインとビル・フィンガーによって創造され、”Detective Comics“ #66(1942年8月)で初登場した。ハービー・デントはゴッサム・シティの高潔な地方検事だったが、裁判中にサル・マローニに酸性化学製品を投げられて顔の左側に傷跡を作る。その影響で正気を失い、二重性に取りつかれた犯罪者「トゥーフェイス」になった。彼は統合失調症双極性障害解離性同一性障害を発症しており、可能性運命に強迫観念を抱いている。彼は幸運をもたらすお守り(酸により片側に損傷を受けた双頭のコイン)のコイントスにより、全ての重要な意思決定を行う。現代のバージョンでは、かつてジェームズ・ゴードンとバットマンの盟友だったという過去が確立されている。

IGNの“Top 100 Comic Book Villains of All Time”(コミックブックのヴィラントップ100)では、トゥーフェイスは12位にランクインした[4]
オリジン

ハービー・デントは幼少時に多くの苦難を経験した。虐待的で精神障害のある父親の下で成長して、彼は精神病(例を挙げれば、双極性障害と統合失調症)になり始めた。しかし、自身を抑制してゴッサムシティに奉仕する26歳の最も若い地方検事になる(彼の美貌とすっきりとしたイメージから「アポロ」というあだ名をつけられる)。バットマンが犯罪との戦いを開始するおよそ6ヵ月に選出された[5]

ゴッサムから組織犯罪のボスであるサル・マローニとカーマイン・ファルコーネを一掃するために、ジェームズ・ゴードン本部長とバットマンとの同盟を作る[6]。ゴードンはデントがバットマンかもしれないと推測するが、デントはバットマンの財源を欠いていることを理由に推測を否定した。ファルコーネは堕落した地方検事のヴァーノン・フィールズをサル・マローニにデントの外観を損なう硫酸を与えるために雇う。顔に傷跡の残ったデントは、彼の父親が行う常に殴られて終わる卑怯な毎夜の「ゲーム」で使用するトレードマークのコインを父親から得る。それは、自身の無能さを染み込ませ、一人で選択をする自由意志を放棄して全ての決定をコインに頼る事を決める。トゥーフェイスはフィールズ及びマローニへの復讐を選び、アーカム・アサイラムに投獄される。
他のメディア
映画
バットマン (映画)
新任の地方検事であり、ギャングの撲滅を宣言する。トゥーフェイスにはならない。白人のハービー・デントを黒人のビリー・ディー・ウィリアムズが演じた。
バットマン フォーエヴァー
裁判中に自身に恨みを持つサル・マローニに硫酸の入った小瓶を投げつけられて左半身が焼け爛れる。この影響でデントは常に物事を裏表で捉える二重人格になった。裁判中にバットマンがいたにもかかわらず自身を救わなかったことからバットマンを恨む。アーカム・アサイラムに収容されて2年目に脱走する。彼の銃はダブルノック式である。シュガーとスパイスというトゥーフェイスの二面性を表現した二人の娼婦を側に置いている。リドラーの申し出を受けて同盟を結び、バットマンを追い詰める。硫酸の満たされた罠でバットマンを殺そうとするが、バットマンに大量のコインを投げつけられて、コインを拾おうとして硫酸に転落して溶解死した。トミー・リー・ジョーンズが演じる。
バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲
トゥーフェイスのスーツが、リドラーのスーツとともにアーカム・アサイラムの囚人の私物保管所に保管されている。
ダークナイト
地方検事であり、「光の騎士」(White knight)として市民に信頼されている。内務調査部に務めていた頃は「ハービートゥーフェイス」(Harvey Two Face)と呼ばれていた。父親の形見であるコインを持ち歩いており、物事を決断する際にコイントスをする癖がある(このコインは実は両面どちらとも表の柄だったので、実際には自分の行動は初めから決めて行動していた)。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:48 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef