レミントン・ダブルデリンジャーのデータ
正式名称Remington Derringer
全長124mm
重量312g
口径41口径(.41shortリムファイア)
装弾数2発
製造国アメリカ
製造レミントン社他
デリンジャー (Derringer) は、小型の拳銃の愛称である。
デリンジャーと呼ばれる拳銃にはいくつかあるが、いずれも大きさは手の平サイズであり、ポケットにも収まる。
リンカーン大統領暗殺事件に使われた拳銃はヘンリー・デリンジャーが製作したもので、デリンジャー(またはメーカーの所在地からフィラデルフィア・デリンジャー)と呼ばれるようになるパーカッション単発銃である。以後、デリンジャーと言う名前は、小型拳銃の代名詞となる。
この後、レミントン・(ダブル・)デリンジャーと呼ばれる、41口径(41short弾。口径が近い44magnum弾の3 %程のエネルギーを発生する)の上下2連の中折れ式シングルアクション拳銃が1860年から生産されている。西部劇映画に登場し、日本でもモデルガンが発売される等で有名になった。銃としてはシンプルな機構のために故障が極端に少なく、また小型で持ち運びがしやすく、独特のデザインも好評だったことから、現在まで人気の高いモデルである。銃身の極端に短いモデルのため、相手に押しつけるようにして射撃することが多かったとされる。
現在でもレプリカや構造をコピーした製品が多数製造されている。それらの銃の使用弾薬は22shortから44magnumまでと雑多である。強力な弾薬を使用する場合は銃身内径を過大にし、ごく短い銃身と相まって弾丸を殆ど加速しないことにより反動をごく小さいものにしているが、当然弾丸のエネルギーもごく小さいものになっている。
開発者の名前は Deringer だが、レミントン社が彼や彼の遺族との商標権争議を避けるため、スペリングに r を増やし、Derringer とした。
1962年にはハイスタンダード・デリンジャーが発売された。上下2連の中折れ式なのはレミントン社の製品と同様だが、動作がダブルアクションのみである点が特徴である。22口径ながら、火薬を増量した22ロング弾を発射することができ、現代でも護身用などで人気がある。ちなみに同銃には安全装置がないため、引金を重くすることで暴発を防いでいる。その形状から、人差し指で銃身を支え、中指でトリガーを引くという独特の射撃方法を使う。しかしこの銃のトリガープル(引き金を引くのに必要な力)は10 kg以上といわれており(工場出荷状態は11.3 kg)、非力な者は引金を引くことすらできないという、ある意味において厄介な物である。
デリンジャーは、その小ささから、推理小説をはじめ、物語のキーとして登場することが多い。
AKIRA - 原作の3巻でデリンジャー(所有者は根津と言うキャラクター)が出てくる。
トライガン - 登場人物であるメリル・ストライフの武器。彼女はマントの下に数十丁のハイスタンダード・デリンジャーを隠し持ち、次々と持ち替えることで弾幕を形成する技量を持っている。大日本技研がモデルガン化した。
夕陽のガンマン - モーティマー大佐が隠し持ち、10インチ長銃身のピースメーカーでは不利と思われた近接決闘を制する。
バトル・ロワイアル - 月岡彰の支給武器。
名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌 - 服部平次殺害のため清水麗子が不意打ちに使用(メインの銃はワルサーPPK)。
かまいたちの夜 - スパイ編にて香山春子が使用。透が射殺されるエンドの章題にもなっている。
シンシア ?Sincerely to You? - 八代瀬緒がレミントン・デリンジャーをベースにしたディファイアント・デリンジャーを使用。デザインは神宮司訓之のオリジナル。
バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3 - ビュフォード・タネンが使用。カウボーイハットの中に忍ばせ、ダンスパーティの銃器検査をすり抜けた。
バウンティハンター サラ - 主人公のサラ・D・フィッツジェラルドの主武器。
今日からヒットマン - 1巻・第4話「最強の刺客」で、主人公の持つ武器として出てくる。
金田一少年の事件簿 - 上海魚人伝説 - 犯人が使用。その小ささを利用したトリックで隠し、警察の目を欺いた。作中にて主人公が「リンカーン大統領暗殺に使われたのと同じ銃」と説明するシーンがあるが、誤解。*レース鳩0777 - デリンジャーという名の小さいが気性が荒いレース鳩が登場する。名前の由来がこの記事の拳銃であることも書かれている。
バイオハザード - GC版のバイオハザードで登場する。こちらでは護身用拳銃と表記されている。何故かマグナム並の威力を持つが入手時には既に1回使用されているためたった一回きりしか使えない。
ラスト・シューティスト - ジョン・ウェインの遺作であり、冒頭の馬上のウェインが使用する。
ルパン三世シリーズ
原作コミックにおいて、次元大介は帽子の中にデリンジャーを隠し持っている。
テレビアニメ第2シリーズのオープニング(第4期)で、峰不二子が口紅をデリンジャーに装填して発射する。
ルパン三世 アルカトラズコネクションにおいて、秘密結社「シークレットセブン」のボス、テリー・クラウンが所持。失敗を犯した部下、ルキノ・マルカーノの粛清の他に銭形に逮捕され、刑務所で眠っていたルパンを殺害するために使用した。ルキノは殺害できたが、ルパンのときは彼の早業で弾丸を空砲にすりかえられ失敗する。
エンドウと平和 - ジル・チャーチル著のミステリー小説 博物館に展示されている骨董品のデリンジャーで豆博物館の館長が殺される。
関連項目ウィキメディア・コモンズには、 ⇒デリンジャー に関連するマルチメディアがあります。
レミントン
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