デストロン(Destron)は、『トランスフォーマー』シリーズの悪の陣営。英語版ではビーストウォーズ系、及びカーロボットのデストロンガー・メタルビースト軍団を「プレダコンズ(Predacons)」、その他の作品のものを「ディセプティコンズ(Decepticons)」というが、日本語版では「デストロン」に統一されている。なお、プレダコンズに対しディセプティコンズを「旧デストロン」と呼ぶこともある。
目次
1 デストロン/Decepticons
1.1 沿革
1.2 支配体制、及び編成
1.3 地球人との関係
1.4 非常に稀なウーマン・デストロン
1.5 テーマソング
1.6 その他
1.7 その後のデストロン
2 デストロン/Predacons
2.1 沿革
2.2 支配体制
2.3 エイリアンとの関連
2.4 初代メガトロンの遺言
2.5 その後のデストロン
3 ヴィーコン(デストロン)/Vehicons
4 デストロンガー/Predacons & Decepticons
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デストロンは、軍用ロボット群「ミリタリー・ハードウェア」を祖先とする種族であり、サイバトロンとの対立は1000万年前からに及ぶ。戦闘力ではサイバトロンに勝るデストロンであるが、トランスフォーム能力を得たのはサイバトロンより後のことである。
開戦当初、デストロンは前述したとおり軍用ロボットを祖先にしており、サイバトロンをはるかに圧倒する火力と戦術を搭載していた。しかし、まとまった指揮系統の欠如により、その能力を活かしきることができずにいた。それが980万年前に破壊大帝メガトロン/Megatronの誕生で激変した。彼は各地のデストロンを力で屈服させ、自らを頂点とする強力な指揮系統、支配体制を築き上げたのである。これにより、弱点の解消されたデストロンは更に威厳を増し統率の取れた「デストロン軍団」へと変貌、飛躍的に勢力を拡大させていくこととなったのである。
400万年前、メガトロン率いる一団がサイバトロンのエネルギー探索の阻止を図った際、サイバトロンともども地球に不時着し、1985年(番組スタート時を舞台をしているため、アメリカ版は1984年)まで機能を停止、軍団覚醒後は地球でのエネルギー奪取を主目的とするようになった。
しかし、この機能を停止している間、サイバトロン、デストロン内の他のトランスフォーマーでの戦い(『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』、『ビーストウォーズメタルス 超生命体トランスフォーマー』)が行われ、同作品では、スタースクリーム、サウンドウェーブ等が休止状態で出演している。この時はG1からの遺伝子であるジャガーが出演した。
なお、メガトロンらが旅立った後のセイバートロン星では、防衛参謀レーザーウェーブの率いる軍団が戦局の維持にあたり、デストロン優勢の状態が続いている。
デストロンの支配体制は、メガトロンによる独裁体制である。しかし、地球におけるエネルギー奪取の失敗が続いたためか、反メガトロンクーデターの発生が珍しくない状態となっている。そして、大抵そのクーデターの中心には航空参謀スタースクリーム/StarScreamの存在がある。しかし、それらは大抵あっという間にメガトロンによって鎮圧されてしまう。また、メガトロンが不在、および行動不能等で他の兵士が指揮権を握った場合(「トリプルチェンジャーの反乱」等)、デストロンの結束力・戦闘力が大幅に落ちることから、メガトロンでなければデストロンのリーダーは務まらないようである。
デストロンの構成員は、そのほとんどが戦闘要員であり、輸送兵であるロングハウル等、支援任務を持つ者であっても最前線での戦闘能力を有する。また、主戦力としてジェットロンなる航空部隊を有し、さらにそれ以外の兵士も全員が飛行可能であり、迅速な制空権の確保、そして作戦展開が可能である。しかし、メガトロンの目の届かないところで発生した予想外の事態や、メガトロン自身の判断ミス等、メガトロンによるフォローが期待できない、兵士各員の判断力が問われる状況に弱い。特にメガトロンの判断ミスは、コンボイの出現とともに発生することが多く、致命的な状態となりやすい。この指揮系統の破綻に対する脆さが、デストロン軍団最大の弱点といえる。なお悪いことに、このような状況下でメガトロンの代わりを努められる者がおらず、この弱点は事実上完全に放置されている。