チャレンジャー(Challenger, NASA型名 STA-099およびOV-099)はスペースシャトル・オービタである。2号機のコロンビアに続く機体だが、滑空試験機エンタープライズと同時に製造された地上試験機を改造しているため、コロンビアより早い時期に製造されている。名前の由来は1873年から1876年にかけて探検航海を行ったイギリス海軍のコルベットHMS Challenger (1858)から。
初飛行は1983年4月4日のSTS-6。9回のミッションを成功させたのだが、10回目のフライトであるSTS-51-Lで打ち上げ時に空中爆発し、墜落。クルーには日系人のエリソン・オニヅカ、初の民間人宇宙飛行士で小学校教諭クリスタ・マコーリフ、初のアフリカ系アメリカ人宇宙飛行士ロナルド・マクネイアらが搭乗して大きな注目を集めていたが、全員が死亡した。
事故に関する詳細は、チャレンジャー号爆発事故を参照のこと。
年月日任務名備考
1983年4月4日STS-6TDRS-1 を軌道投入。スペースシャトル計画における初の宇宙遊泳。
1983年6月18日STS-7サリー・ライドがアメリカ人初の女性宇宙飛行士となる。2つの通信衛星を軌道投入。
1983年8月30日STS-8初のアフリカ系アメリカ人宇宙飛行士グィオン・ブリュフォードが搭乗。
初の夜間打ち上げ・夜間着陸。Insat-1B を放出。
1984年2月3日STS-41-B初の命綱なしの宇宙遊泳を行った。2つの通信衛星を軌道投入するが失敗。
1984年4月6日STS-41-Cソーラーマックス太陽観測衛星の修理
1984年10月5日STS-41-G初めて2名の女性が参加する。キャサリン・D・サリバンはアメリカ人女性として初の宇宙遊泳を行った。 ⇒Earth Radiation Budget Satelliteを放出。
1985年4月29日STS-51-BSpacelab-3 を運搬
1985年7月29日STS-51-FSpacelab-2 を運搬
1985年10月30日STS-61-Aドイツの Spacelab D-1 を運搬
1986年1月28日STS-51-Lチャレンジャーは打ち上げ中に爆発し、全7名の宇宙飛行士が死亡した。
関連項目
オービタ
エンタープライズ(Enterprise) - 実験機、宇宙飛行能力を持たない。
コロンビア(Columbia) - 1981年4月12日初飛行。2003年2月1日、大気圏再突入後に空中分解事故で失われた。
ディスカバリー(Discovery) - 1984年8月30日初飛行。
アトランティス(Atlantis) - 1985年10月3日初飛行。
エンデバー(Endeavour) - 1992年5月7日初飛行。失われたチャレンジャー号の代わりに新たに建造されたオービタ。
このほかに模型のパスファインダー(Pathfinder) もオービタとしてカウントされることがある。ウィキメディア・コモンズには、 ⇒チャレンジャー (オービタ) に関連するマルチメディアがあります。
表・話・編・歴スペースシャトル「チャレンジャー」 (OV-099)
STS-6 | STS-7 | STS-8 | STS-41-B | STS-41-C | STS-41-G | STS-51-B | STS-51-F | STS-61-A | STS-51-L
状態運用終了 - 爆発 1986年1月28日 (STS-51L)
カテゴリ: スペースシャトル
更新日時:2008年6月24日(火)00:38
取得日時:2008/07/21 01:49