チャペル
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チャペル (Chapel) は、本来クリスチャン礼拝する場所であるが、日本では私邸、ホテル、学校、兵舎、客船、空港、病院などに設けられる、教会の所有ではない礼拝堂を指している。日本語の慣行としてはもっぱら世俗の用途で用いられる。日本では、キリスト教主義学校(ミッション・スクール)の学校礼拝施設として、或いはホテル併設の結婚式用会堂として建てられる例が多い。イングランドウェールズの英語でチャペルは国教会に属さないプロテスタント教会を指す語である。またスコットランドアイルランドではローマ・カトリック教会がチャペルと呼ばれる。世俗の施設の場合は教会に属さない。
目次

1 語源

2 概要

3 結婚式教会

4 参考文献

5 関連項目

6 外部リンク

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語源

チャペルという語の由来は、トゥールのマルティヌスの故事にちなんでいる。マルティヌスは兵役についていたときに、自分の外套を半分に切って、貧しい者に与えた。その夜、夢にイエス・キリストが現れ、目覚めると半分に切ったはずの外套は元通りになっていた。この“小さな外套”をラテン語で“カペラ” (capella)と呼んだことから、この聖なる外套を保存する建物もカペラと呼ぶようになり、後に英語のチャペルとなった。音楽におけるア・カペラもこの建物に由来している。


概要

チャペルは自教会を離れて滞在する寄留者のための礼拝施設(=ハコモノ)であり、教会(=会員制組織)ではない。

チャペル専属の教職者をチャプレンという。日本のチャペルは教会ではないので、プロテスタントのチャプレンは、その資格があっても職務は牧師ではない。米軍基地のチャペルのような、複数の教派の教職者が常駐するチャペルもある。

日本のチャペルは教会ではないので、教会の機能全てを満たさない。具体的には、チャペルは結婚式、葬儀、ミサや礼拝を行い聖餐も執行されることがあるが、普通は洗礼が行われず、属する教会員を持たない。学校の内部にある会堂を用いて、教会員を持つ完全な教会とすることもあるが、その場合、その建物はチャペルではなく教会堂、専属教師はチャプレンではなく牧師である。


結婚式教会八王子市内にあるウェディングチャペル

キリスト教の信徒ではない者が気軽に「キリスト教式の結婚式の雰囲気」で結婚する為の施設として、キリスト教の聖堂に似せた建造物が建設されることがある。これらの建造物を指し示す名詞として「ウェディングチャペル」「結婚式教会」などがある。

こうした施設の多くは「チャペル」を名乗っているが、中には司教座聖堂を意味する「大聖堂」を偽称するものも存在する(「セントグレース大聖堂」)。なお、これらの施設は日本国に限らずグアムハワイにも多数建設されているが、いずれも宗教法人ではなく、信徒も存在しない。聖職者も居ないことが多いが、多くの場合「ブライダル宣教団」などの伝道団体による派遣や、地域の教会の牧師がアルバイトとして招かれることが多く、場合によっては金髪の若い白人男性が「牧師」として雇われていることもあると言われる[要出典]。

こうした施設を運営する業者は、自社の施設を「ブライダル・ゲストハウス」などと呼んでいる。


参考文献

五十嵐太郎『「結婚式教会」の誕生』春秋社、2007年


関連項目

教会堂

聖堂

大聖堂


外部リンク

東京カテドラル聖マリア大聖堂-カトリック教会東京教区の司教座聖堂。日本国内にある司教座聖堂の数は16。

セントグレースカテドラル-株式会社ベストブライダルが東京青山に建設した「カテドラル」。同社はウェディングチャペルの全国チェーンである。
カテゴリ: 出典を必要とする記事 | 教会堂

更新日時:2008年8月2日(土)09:32
取得日時:2008/08/22 00:19


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki