ダイビング器材とは、洞窟潜水、テクニカルダイビング、スクーバダイビング、スキンダイビングなど潜水器具を意味する。
目次
1 スクーバダイビング一般で用いる器材
1.1 タンク
1.2 BC
1.3 レギュレータ
1.4 計器類
1.5 フィン
1.6 マスク
1.7 スノーケル
1.8 保護スーツ
1.9 水着
1.10 ウエイト
1.11 ナイフ
2 アクセサリー
2.1 撮影器具
2.2 フロート
2.3 マーカー・ブイ(marker buoy)
2.4 水中ライト
2.5 水中ノート・スレート
3 テクニカルダイビングで用いる器材
3.1 タンク・レギュレーター
3.2 BC
3.3 リブリーザー
3.4 保護スーツ
3.5 キャニスター・ライト
3.6 水中スクーター
3.7 水中バイク
3.8 リール類
3.9 ラインアローとクッキー
3.10 フィン
4 関連項目
5 外部リンク
//
スクーバダイビング一般で用いる器材器材を装着したスクーバダイバー
呼吸用のガス(通常は空気)を圧縮して携行するための容器である。日本語ではボンベと呼ばれることも多いが、英語ではtank(タンク)、bottle(ボトル:瓶)、ないしはシリンダー(cylinder:円筒)と呼ばれる。なお、酸素ボンベと呼ばれることが多いが、誤りであり、通常は一般的な大気と同じ成分の空気を用いる。
重量の軽いアルミニウム製のものが用いられた時期もあったが、現在ではスチール(鋼鉄)製のものが多く用いられている。内容積は6Lから15L程度で、日本では10Lのものが多い。充填圧力はかつては150気圧が標準であったが、現在は200気圧が標準的である。テクニカルダイビング用としては300気圧のものも一部用いられる。
高圧ガス保安法(旧・高圧ガス取締法)により、許可を受けた高圧ガス製造業者でなければタンクに空気などのガスを充填してはならない。またタンクには、有資格者による5年に1回の検査を実施し、SCUBAの文字を含む検査合格の刻印をする必要がある。
スクーバダイビングに使用する浮力調整装置で、Buoyancy(浮力) Compensator(補償装置)のアクロニムである。BCD(Buoyancy Control Device、ボイヤンシー・コントロール・デバイス)とも呼ぶ。本体となる空気袋と、身体に装着するためのハーネス、空気タンクから空気を送り込むための吸気弁、内部の空気を排出するための排気弁からなり、さらに通常は空気タンクを固定するためのハーネスと一体となっている。空気袋を背中側に設けたバックフロートタイプ、胸側に設けたホースカラータイプ、前後に設けたジャケットタイプ、ベストタイプなどに分類され、それぞれ一長一短がある。
スクーバダイバーの受ける浮力は、次の理由等により潜水中一定でない。すなわち
スクーバダイバーが着用するウエットスーツなどは、多数の気泡を閉じ込めた生地からできており、周囲の圧力、すなわち水深の増加とともに、気泡が潰されて体積が減少する。すなわち、保護スーツを身に付けたダイバーの浮力は水深の増加とともに減少する。
スクーバダイビングに使用する空気タンクの重量は、中身の消費とともに変化し、例えば10Lのタンクを例に取ると、150気圧の空気を消費することで、その質量が約1.5kg変化する。すなわちこのタンクを身に付けたダイバーの潜水終了時の浮力は潜水開始時より1.5kgだけ増加する。
BCは、これらの要因による浮力の変化を相殺し、常に一定条件での潜水が可能になるようにするために使用される。