ダイナブック
Dynabook - 理想のコンピュータ
dynabook・DynaBOOK - 東芝製パーソナルコンピュータ
目次
1 理想のコンピュータとしての「ダイナブック」
2 東芝製ノートパソコン「ダイナブック」
3 歴史
3.1 由来
3.2 ラップトップPCの開発
3.3 小型ノートパソコンの登場
3.4 日本国内・海外展開のラインナップ
4 最近のラインナップ
5 アキュポイント
6 脚注・出典
7 関連項目
8 外部リンク
//
ダイナブック (Dynabook) は、アラン・ケイが提唱した理想のパーソナルコンピュータ(パソコン)である。
ケイの構想したダイナブックとは、GUIを搭載したA4サイズ程度の片手で持てるような小型のコンピュータで、子供でも扱える低価格なものである。 ダイナブックは、文字のほか映像、音声を持つ「本(book)」のような存在であり、それを扱った人間の思考能力を高める存在であるとした。
ケイがXEROXのパロアルト研究所在籍時に「暫定ダイナブック」として開発したのが、Smalltalk を GUIベースの オペレーティングシステム に用いて動作させていた Alto で、これを目にしたスティーブ・ジョブズが Lisa 、そして Macintosh を開発するきっかけとなったとされる。 ケイの論文の「ダイナミックパーソナルメディア(動的個人媒体)」を使う、「本」のようなもの。からDynabookと名前が付けられた。
ダイナブック (DynaBOOK) は東芝製のJ-3100SS(1989年発売)に始まるノートパソコンシリーズのブランド名称。
ブランド名の由来は、アラン・ケイの提唱した「ダイナブック」を意識し目指した[1]ネーミングである。「ダイナブック」はアスキーが取得していた商標であり、DOSベースのただのノートパソコンにダイナブックという名前をつけるとは何事か、という批判もあったが、現在では東芝のブランドとして定着している。
ラップトップPCの開発ラップトップ型 T-1000 (1985年)
ポータブルパソコンの黎明期、東芝では1985年に当時としてはコンパクトなPC/AT互換機・ラップトップPC第一弾、T-1000(重量4Kg)を輸出専用モデルとして発売。
ラップトップPCの欧米市場での成功を機に東芝は本格的にPCハード市場へ参入、1987年には世界初のハードディスク(10MB)搭載ラップトップ型パソコン、T-3100(日本国内向けJ-3100)を発売する。ラップトップ型で培った小型化への技術の進歩は、その後に登場するノートブック型パソコンDynabookシリーズへの布石となる。
ダイナブック初代のJ-3100SSは20万円を切る低価格とそれまでのラップトップPCより小型軽量な筐体で注目を集め、「ブック型PC」(後のノート型PC)という新ジャンルを普及させた。
アーキテクチャ的にはそれまでのラップトップ型J-3100シリーズ同様にIBM PC互換で、独自の日本語表示機能を追加したものであり、英語モードではIBM PC用ソフトウェアが実行できた。コンベンショナルメモリとして使用可能な640KBのメモリの他に、RAM-DISKとして使える1.2MBの拡張メモリを搭載。ハードディスクを持たないとはいえ、日本語環境とテキストエディタ、通信ソフト、コンパイラなどを外部メディアに頼る事なく携帯できるという、ノートパソコンに求められるスペックを十分に満たしたバランスのとれたマシンである。以後、ノートPCの市場拡大に合わせ各種の後継機が発売され、東芝はノートPCにおいて1993年から2000年までノートPCシェア7年連続世界1位を獲得する。
Dynabook Satellite 220CS (1997年)
Dynabook SS 2000-DS80P (2001年)
過去を含めた日本国内でのラインナップは
Qosmio
テレビチューナーを標準装備した大型のハイエンドAVノートPC。コンパクトデスクトップのような位置づけであり、モバイル用途には適さない。