タブブラウザ (Tabbed Browser) とは、タブを用いて1つのウィンドウ内で複数のウェブページを表示することができるウェブブラウザの総称である。Mozilla Firefoxの画面 ウェブページのレンダリング結果を表示する領域とURLなどを入力する領域の間に「タブバー」と呼ばれるユーザーインタフェースが用意されている。1つのWebページに1つのタブが対応している。
目次
1 概要
2 代表的なタブブラウザ
2.1 KHTML(AppleWebKit)
2.2 Gecko
2.3 Presto
2.4 Trident (IEコンポーネントブラウザ)
2.5 w3m(テキストブラウザ)
3 脚注
4 外部リンク
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タブとは紙製の帳簿やファイリングフォルダに備わるつまみに由来する用語。帳簿などでは品目、科目ごとにタブが付いており、特定のタブをつまむことで目的のページを開くことができる。タブブラウザではこのタブをメタファーとしてグラフィカルユーザインタフェース (GUI) に取り込んだ。
一般的なウェブブラウザでは原則的に1ウィンドウ1ページの表示となっていたため、新たにページを見る際に既存のウィンドウをそのまま使うか、新規にウィンドウを開くかのいずれかとなってしまう。複数ページを見る際には必然的に複数ウィンドウを使うことになり、その管理も必要になる。さらにウィンドウが必要になるとその分だけウィンドウを開く事になり、その結果画面がウィンドウで溢れる事になってしまいウィンドウ管理を繁雑にさせるだけでなく、表示させているウィンドウによってメモリリソースも大量に消費してしまうことになる。
これを避けるためにMultiple Document Interface (MDI) の原理を利用して考案されたのがタブブラウザである。1つのウィンドウ上でウェブページを1ページ1タブ単位での複数表示を可能にするため、タブを切り替えるだけで容易に複数ページを閲覧可能になる。また、複数ページが1つのウィンドウの中に集約されるためウィンドウ管理の必要はなく、メモリリソースの節約にもなる。このことは、ウインドウが大量に開くスクリプトも、ブラウザを1つ終了させるだけで良い等、ブラウザクラッシャーに対する防御力の向上にもなる。また1つのメインウィンドウが基準となるため、ウェブページを表示する際のウィンドウサイズも固定される他、ポップアップ広告の抑止管理も可能になるというメリットも合わせ持つ。
ただし、タブブラウザと分類されるものの中でOperaをはじめとしたいくつかのブラウザは、タブインタフェースを備えたMDI方式のブラウザであるため、厳密に見た場合タブブラウザを分類するのは難しい。
代表的なタブブラウザ
HTMLレンダリングエンジンの種類別に分類。
KHTML(AppleWebKit)
Safari
OmniWeb
Konqueror
シイラ
Gecko
Epiphany
Galeon
Mozilla Suite
Mozilla Firefox
SeaMonkey
Netscapeシリーズ(バージョン6以降)
Bagel
Sylera
K-Meleon
Camino
風博士
Trident (IEコンポーネントブラウザ)
Windows版Internet Explorer[1]
Sleipnir[2]
Grani
Lunascape[3]
Donut
Donut L/Q/RAPT
unDonut
BugBrowser
Maxthon(旧 MyIE2)
MDIBrowser
Moon Browser
Picea
KIKI [4]
ぶら。
fub.net
ScriptBrowserK
脚注^ 2006年に登場したバージョン 7.0 のみがタブブラウザである。