タピオカ (tapioca)は、トウダイグサ科のキャッサバの根茎から製造したデンプンのこと。糊化しやすく、抱水力が強い。菓子の材料や料理の"とろみ付け"に用いられる他、"つなぎ"としても用いられる。
糊化させたタピオカを球状に加工し、乾燥させたもの、特に大粒のものは「タピオカパール」と呼ばれ、煮戻してデザートや飲料、コンソメスープの浮身などに用いられる。黒、白、カラフルなタイプとさまざまな色がある。本来はサゴヤシのでん粉で作られていたが、安価なタピオカに切り換えられているものが多い。
このタピオカパールをミルクティーに入れたタピオカティー(珍珠?茶)は、発祥の地である台湾はもとより、現在では日本や他の東南アジア、欧米諸国などでも広く親しまれている。
中華点心では小粒のものを煮てココナッツミルクに入れて甘いデザートとして食べる。他に、ぜんざいのように豆類を甘く煮た汁と合わせたり、果汁と合わせたりもする。台湾や中国とつながりが深い沖縄では、「西穀米」の福建語読みが語源と思われる「シークービー」または「セーカクビー」という呼び方で、伝統的に沖縄料理のデザートとして利用してきた。
また、水分を少なめにして煮ると、粒同士が付きやすくなるので、型に入れて冷やし、粒々感のあるゼリーの様なデザートを作ることもできる。欧米では、カスタード風味のタピオカプディングがよく知られている。また、その性質を利用して、冷凍うどんに練りこんで品質維持に利用している。
最近では、チューブのりとしても利用されている。
関連項目
キャッサバ
台湾
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更新日時:2008年7月17日(木)18:56
取得日時:2008/07/23 14:07