共産主義思想
マルクス主義 ? レーニン主義
スターリン主義 ? トロツキー主義
毛沢東思想 ? ユーロコミュニズム
国際組織
コミンテルン ? コミンフォルム
第四インターナショナル
人物
マルクス ? エンゲルス
レーニン ? トロツキー
スターリン ? 毛沢東
出来事
ロシア革命 ? 大粛清
スターリン批判 ? ハンガリー動乱
中ソ対立 ? 文化大革命
プラハの春 ? 天安門事件
東欧革命 ? ソ連崩壊
表・話・編・歴
ソビエト(ロシア語:Советサヴィェート)は、ロシア革命時の、社会主義者を中心とした労働者・農民・兵士の評議会。もしくはそれらの(名目上の)後継組織であるソ連の議会。ラテン文字表記は英語では「Soviet」が一般的。
目次
1 概要
2 歴史
3 ソ連の機関としてのソビエト
4 他言語におけるソビエト
5 ロシア語の名詞としてのソビエト
6 関連項目
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ソビエトは、本来はロシア革命の際に社会主義者を中心とした革命派によって作られた労働者・農民・兵士の評議会である。ロマノフ朝が倒れ、紆余曲折を経て成立したボリシェヴィキ政権は、このソビエトを(少なくとも建前上は)継承する政権であり、新国家にはソビエトの名が冠され(ソビエト連邦)、その議会は引き続きソビエトと呼ばれた。
ロシア語(あるいはその姉妹言語)圏外では、ソビエトという単語は「ソビエト連邦」そのものを指して使用されることも多いが、「ソビエト(評議会)」と「ソビエト連邦」は同一のものではないので、議会のソビエトのことを指すのか国家のソビエト連邦のことを指すのか紛らわしい文脈では、注意が必要である。
なお、ロシア語の「совет」は本来は「忠告」「会議」などを意味する一般名詞であり、通常はその意味で用いられる(後述)。上記の「ソビエト」の意味で用いる時は「Совет」のように頭文字を大文字にする。
帝政ロシア末期に起こった第一次ロシア革命の際に、ロシア社会民主労働党(後のボリシェヴィキおよびメンシェヴィキ)等の革命派によって、労働者・農民・兵士の評議会(ソビエト)が作られた。首都サンクトペテルブルクのソビエトの指導者はトロツキーであった。この時のソビエトは革命の退潮によって消滅する。
ソビエトは、1917年の第二次ロシア革命(二月革命)の際に再び結成された。結成当初のソビエトの主要メンバーはメンシェヴィキと社会革命党であり、ボリシェヴィキは僅かな勢力しか持たなかった。その後、レーニンは「全ての権力をソヴィエトに」というスローガンを掲げ、ボリシェヴィキはソビエトの主流派となっていく。レーニンはソビエト権力によって打ち立てられた「ソビエト国家」は、有産者階層や官僚によって築かれた出来合いの既存の国家機構を破壊して、立法と法律の執行が選挙で選ばれた人民代表及び彼らによる新しい官僚組織によって行われてその俸禄は水準化され、廃絶された軍隊や警察に替わって労働者や農民の武装によって守られた新たな国家機関であるとした。しかし、レーニンのスローガンは口先だけであった(レーニン自身はソヴィエトのことを「粗忽者」「ぐうたら」などと罵倒する発言を秘密文書に残している)。十月革命、内戦を経てロシア共産党(ボリシェヴィキから改名)は独裁政党となり、政治の実権は共産党が完全に掌握していた。ソビエトを蔑ろにするボリシェヴィキに対し、クロンシュタットの反乱では、「全ての権力をソヴィエトヘ」というかつてのレーニンと同じスローガンが、レーニンに対する蜂起のスローガンとして掲げられた。