ソグド人(そぐどじん、英:sogd)とは中央アジア、ゼラフシャン(ザラフシャン)川流域地方に住んでいたペルシア系のオアシス灌漑農耕民族。また、商業を得意とし、あまり定住にこだわらず、シルクロード周辺域で多様な経済活動を行った。近年の研究では、シルクロードを経済的に支配していたと言われている。
居住地であるソグディアナ地方がシルクロードの中間に位置することから、アケメネス朝支配下にあった頃より広く交易に従事し、マケドニアのアレクサンドロス大王の征服、その後のバクトリア支配下においても、独自のソグド語を守り、ウイグル文字の祖であるソグド文字を利用し、宗教的にはゾロアスター教、のちに一部がマニ教を信奉して、東方のイラン系精神文化を中国にもたらした。その活動範囲は東ローマ帝国から唐の長安にまで及んだが、イスラム勢力の台頭によりイスラム化が進み、12世紀にはその民族的特色は失われた。ソグディアナ地方はのちに、ウズベク人南下によるトルコ化が進んでいった。
関連項目
ソグディアナ
安禄山
カテゴリ: 中央ユーラシア史 | 中央アジアの民族
更新日時:2008年10月9日(木)14:34
取得日時:2008/10/13 03:45