?センザンコウ目(有鱗目)
Pholidota
センザンコウ
分類
界:動物界 ⇒Animalia
門:脊索動物門 ⇒Chordata
亜門:脊椎動物亜門 ⇒Vertebrata
綱:哺乳綱 ⇒Mammalia
目:センザンコウ目 ⇒Pholidota
下位分類
センザンコウ科 ⇒Manidae
センザンコウ属 3種
アフリカセンザンコウ属 4種
センザンコウ(穿山甲、Pangolin)は、センザンコウ目(有鱗目)センザンコウ科に属する哺乳類の総称である。
目次
1 種類
2 生態
3 利用
4 日本で見られる動物園
5 センザンコウに関する著作
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センザンコウ目は有鱗目(ゆうりんもく)ともいい、現生はセンザンコウ科1科のみ。東南アジアに3種、アフリカに4種が現存し、これら7種が、1属または2属に分類される。
Manis culionensis
Manis gigantea
Manis temminckii
Manis tricuspis
Manis tetradactyla
Manis crassicaudata
Manis pentadactyla
Manis javanica
サイズは、小さいものではオナガセンザンコウが体長30-35cm、尾長55-65cm、体重1.2-2.0kgほどしかないのに対して、最も大きいオオセンザンコウでは、体長75-85cm、尾長65-80cm、体重25-33kgほどもある。
センザンコウは、体毛が変化した松毬(マツボックリ)状の角質の鱗に覆われており、全体的な姿は、南米のアルマジロ類に似ているが、アルマジロの鱗が装甲としての機能しか持っていないのに対し、センザンコウの鱗は縁が刃物のように鋭く、尻尾を振り回して攻撃もできる。
センザンコウは、発達した前足の爪でアリやシロアリの巣を壊し、長い舌と歯のない口で捕食する。台湾には、M. pentadactylaが、死んだふりをしてアリを集めるという俗説がある。
これらの特徴がアリクイと一致するため、古くはアリクイ目(異節目、当時は貧歯目)に分類されていたが、体の構造が異なるため別の目として独立させられた。意外にもネコ目(食肉目)に最も近い動物群であることは、従来の化石研究でも知られていたが、近年の遺伝子研究に基づく新しい系統モデルでも、4つの大グループ(クレード)のうち、「ローラシア獣類」の1つとして、ネコ目、ウマ目(奇蹄目)などの近縁グループとされている。
中国では、センザンコウのことを「?鯉」などと書き表し、古くは魚の一種だと考えられていた。李時珍の『本草綱目』にも記載があり、鱗は漢方薬、しばしば媚薬の材料として珍重されている。インドでは鱗がリウマチに効くお守りとして用いられている。また、中国やアフリカではセンザンコウの肉を食用としたほか、鱗を魔よけとして用いることもある。
いずれの地域でも、密猟によって絶滅の危機に瀕している種が多く、特にサバンナセンザンコウなどは深刻な状況にある。
日本国内で飼育されている本種は、全てミミセンザンコウ Manis pentadactyla である。
上野動物園
東山動物園
センザンコウに関する著作
私説博物誌(筒井康隆) ISBN 978-4101171104
カテゴリ: 有鱗目 (哺乳類)
更新日時:2008年6月17日(火)03:05
取得日時:2008/07/22 19:00