セオドア・カジンスキー
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逮捕時のカジンスキー

セオドア・ジョン・カジンスキー(Theodore John Kaczynski, 1942年5月22日 -)は、カリフォルニア大学バークレー校数学助教授。数学博士

その高い社会的ステータスとは裏腹に、1978年5月から1995年にかけて全米各地の大学と航空業界関係者に爆発物を送りつけ、3人が死亡、29人以上が重軽傷を負った事件で米国のみならず、世界的に広く知られる爆弾魔「UNABOMBER」(ユナボマー)でもある。のちにカジンスキーから大手新聞社ニューヨーク・タイムズワシントン・ポストに送られた犯行声明「 ⇒Industrial Society and Its Future」(「産業社会とその未来」 ? いわゆるユナボマー・マニフェスト)により、これら一連の事件の目的が明らかとなる。仮釈放なしの終身刑を宣告され、現在も刑務所で服役している。自殺未遂一回。
目次

1 プロフィール

1.1 生い立ち


2 『産業社会とその未来』

3 関連項目

4 参考文献

5 WEBリンク

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プロフィール


生い立ち

カジンスキーは1942年、シカゴ郊外のイリノイ州エバーグリーンパーク に生まれる。 父親はソーセージ工場の労働者であった。少年期は、Theodoreの愛称であるテッド、またはテディという愛称で呼ばれ、内向的ではあるが、高い知能を持つ勉強好きな少年であった。

飛び級により、十六歳でハーバード大学に進学する。学生時代、とりわけ学寮の寮生の間では、彼との会話を思い起こせないでいるほど印象の薄い学生だった。二十歳でハーバードを卒業するとミシガン大学の大学院に進学し、数学の修士号と博士号を取得。その後、二十五歳でカリフォルニア大学バークレー校の助教授に就任した。彼に対する専門性の評価は高く、大学の教員であり続けることのみならず、教授以上への昇進も期待されたほどだったという。

しかし、二年で辞職して隠遁生活に入り、一連のユナボマー事件を起こすに至る。

1995年、犯行声明文(産業社会とその未来)を全国紙に載せることを条件に犯行を中止する。しかしこの行為が仇となり、論調が自分の兄に似ていると見抜いた実弟がFBIに通報、翌年、逮捕された。


『産業社会とその未来』

現代文明の発展は人間性や生態系を破壊する、産業革命は絶対悪であり、文明社会を発展させるために追求した技術の進化によって、それを創造した人類もが支配されてしまうと主張した上で、自然への回帰を促した。

ただし、逮捕後は一連の犯行を「個人的な復讐」と語っており、自らの惨めな生活、寡黙で社交性のなさを社会に転嫁しただけであるというのが大方の見方である。どのようにターゲットを定めたかについては、多くは語られずはっきりしない。


関連項目

マッドサイエンティスト


参考文献

「Handled with care: the true story of the FBI's 18 year search for the serial killer unabomber」マーク・セラシーニ著 ランダムハウス刊('96年)

「MAD GENIUS : The Odyssey, Pursuit, and Capture of the Unabomber Suspect」 (邦題:『ユナボマー 爆弾魔の狂気 FBI史上最長18年間、全米を恐怖に陥れた男』)ナンシー・ギブス著 米版、邦版ともにタイム誌編('96年)ISBN 4584182590

「Unabomber: a desire to kill」ロバート・グレイスミス著 National Book Network刊('97年)


WEBリンク

生い立ちと犯行にいたるまでの経緯

「先端テクノロジーは万人に夢を見せるか」(『ざべ』8月号)

カジンスキーの略歴
ウィキソース米語版に ⇒産業社会とその未来(カジンスキーの論文)の原文があります。ウィキメディア・コモンズには、 ⇒セオドア・カジンスキー に関連するマルチメディアがあります。 カテゴリ: アメリカ合衆国の犯罪者 | アメリカ合衆国の数学者 | テロリスト | 20世紀の数学者 | 数学に関する記事 | 1942年生

更新日時:2008年8月25日(月)14:10
取得日時:2008/09/06 07:24


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Smilegreen