ズウィン(Zwin)は、ベルギーのフランデレン地域の北海沿岸にある、ラグーンを含む自然保護区である。ズウィンの大部分(1.25km2)はベルギー側のクノック=ヘイスト(Knokke-Heist)に、一部(0.33km2)はオランダ側のスライス(Slius)にまたがる。
シーラベンダー(イソマツ属)をはじめとする多様な塩生植物が自生している。また多種の野鳥が生息していることから、バードウォッチングのポイントとなっている。ズウィンには、この地域における主要な鳥類を観察できる小規模な動物公園がある。特にベルギーにおいて、シュバシコウ(ヨーロッパコウノトリ)の個体群が見られる数少ない場所でもある。
ズウィンは中世において入り江であり、港が築かれ貿易が営まれた。1277年、大西洋岸を経由してジェノヴァ商人が来訪したことで、フランデレン地方の諸都市と地中海が直接海路で結ばれた。それは近郊にある都市ブルッヘ(Brugge)の繁栄に大いに寄与したが、土砂の堆積によりやがて港は機能を失い、衰退していった。
1952年、ズウィンは自然保護区に指定された。また1986年3月にはラムサール条約登録地となった。
観察できる主な鳥類ズウィンのシュバシコウ(2006年)
ソリハシセイタカシギ(Recurvirostra avosetta)
コサギ(Egretta garzetta)
ヨーロッパチュウヒ(Circus aeruginosus)
ノスリの仲間(Buteo)
シュバシコウ(Ciconia ciconia)(絶滅危惧II類)
ホンケワタガモ(Somateria mollissima)
ハイタカの仲間(Accipiter)
⇒コノドジロムシクイ(Sylvia curruca)
⇒ズグロムシクイ(Sylvia atricapilla)
⇒ニワムシクイ(Sylvia borin)
スズガモ(Aythya marila)
ホオジロガモ(Bucephala clangula)
ウミガラス(Uria aalge)
ミコアイサ(Mergellus albellus)
アオサギ(Ardea cinerea)
ゴイサギ(Nycticorax nycticorax)
ユリカモメ(Larus ridibundus)
ニシズグロカモメ(Larus melanocephalus)
ハイイロガン(Anser anser)
⇒チフチャフ(Phylloscopus collybita)
⇒キタヤナギムシクイ(Phylloscopus trochilus)
ツクシガモ(Willow Warbler)
関連項目ウィキメディア・コモンズには、 ⇒ズウィン に関連するカテゴリがあります。
ブルッヘ
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世界測地系: ⇒51°21′50″N, 3°21′12″E カテゴリ: ベルギーの地理 | ラムサール条約登録地 | 世界地理関連のスタブ項目
更新日時:2008年8月27日(水)15:10
取得日時:2008/09/07 09:12