ストーンヘンジ(stonehenge)は、ロンドンから西に約200kmのイギリス南部・ソールズベリーから北西に13km程に位置する環状列石のこと。現在のイギリス人、アングロ・サクソン人がブリテン島に移住した時にはすでに存在していた。ストーンヘンジは ⇒北緯51度10分43.9秒西経1度49分6秒に所在する。
目次
1 概要
2 語源
3 ストーンヘンジの発展
3.1 遺跡建設以前
3.2 ストーンヘンジ1
3.3 ストーンヘンジ2
3.4 ストーンヘンジ3i
3.5 ストーンヘンジ3ii
3.6 ストーンヘンジ3iii
3.7 ストーンヘンジ3iv
3.8 ストーンヘンジ3v
3.9 ストーンヘンジ3vi
3.10 その後の遺跡
4 ストーンヘンジに関する理論
4.1 初期の解釈
4.2 古代天文学とストーンヘンジ
4.3 ブルーストーン
4.4 儀式の場としてのストーンヘンジ
4.5 建設技術と設計
4.6 これ以外の見解
5 ストーンヘンジの発掘
6 神話と伝説
6.1 修道士のかかと
6.2 アーサー王伝説
7 最近の動向
8 複製品と派生品
9 参考文献
10 関連項目
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円陣状に並んだ直立巨石とそれを囲む土塁からなり、世界で最も有名な先史時代の遺跡である。考古学者はこの直立巨石が紀元前2500年から紀元前2000年の間に立てられたと考えている。しかしそれを囲む土塁と堀は紀元前3100年頃まで遡るという。
馬蹄形に配置された高さ7mほどの巨大な門の形の組石(トリリトン)5組を中心に、直径約100mの円形に高さ4-5mの30個の立石(メンヒル)が配置されている。夏至の日に、ヒール・ストーンと呼ばれる高さ6mの玄武岩と、中心にある祭壇石を結ぶ直線上に太陽が昇ることから、設計者には天文学の高い知識があったのではないかと考えられている。また、当時としては高度な技術が使われており、倒れないよう安定させるため石と石の間には凹凸がある。
遺跡の目的については、太陽崇拝の祭祀場、古代の天文台、ケルト民族のドルイド教徒の礼拝堂など、さまざまな説が唱えられているが、未だ結論はでていない。
この遺跡とその周辺は、1986年にユネスコの世界遺産に加えられた。また、登録古代モニュメントとして法的に保護されている。ストーンヘンジ自体は英国の国家遺産として保有・管理されている。周辺はナショナル・トラストが保有している。
クリストファー・チッペンデールの Stonehenge Complete によると、ストーンヘンジの語源は古英語で石を意味する “sta-n” と、蝶番を意味する “hencg”(横石が縦石に蝶番のように積んであるから)もしくは絞首台または拷問具を意味する “hen(c)en” から来ているとされる。中世の絞首台は、今日見られるような逆L字型ではなく、二本の柱とそれに乗った横木で出来ていて、ストーンヘンジの構造に似ていた。